天祐を招く

最近、ニュージーランドからのお客様が事前に僕のCDを購入してライブに2回来てくれました。ピットインのストリーミングを見て良かったからと。また、20年のアメリカ生活から帰国した若い男性からライブを見て、レッスンを受けたいと申し出があったりと、天祐を招くとはまさにこの事かなと思いました。

そんな時僕は山本有三の「路傍の石」を思い出します。たった一人しかいない自分を、たった一度しかない人生を、本当に生かさなかったら人間生まれてきた甲斐がないじゃないか、という有名な言葉。

人と違う観点を持つ事は強みでもあり、周囲の価値観に惑わされず、見栄や余計な期待、こうあるべきという観念にとらわれないことで心地良い時間は担保されるのだと思います。

自分の事を大切にしてくれる仲間達を大切にして、自分の意見と価値観を大切にして楽しく生きていくだけで人生は十分すぎる。他人と比べなくていいし、毎日が今の自分と今しかできない事だらけなのだと思います。

4月から始まった大学院の授業がひと段落つきました。来月は九州プチツアーに参ります。故郷宮崎の夏も楽しみです。