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レビュー『映画ドラえもんのび太の地球交響楽』

おはようございます。
毎日編み物をしながら暮らしたいアランアミです。

カーディガンの編み直しがこのままだと一生終わらない気がしてきたので、左右の前身頃は同時に編むことにしました。

今日は先日家族で観てきたドラえもんの映画の感想です。
私は小さい頃からドラえもんの映画が好きで繰り返し観ていますが、映画館で観たのは今回が初めてでした。

『映画ドラえもんのび太の地球交響楽』


「交響楽」で「シンフォニー」と呼んでいます。
あらすじはYouTubeでご確認ください。

リコーダーが上手に吹けないのび太が「ドラえもーん!」と助けを求めるところからお話がスタートします。

キレイな映画

まず絵が綺麗。
そしてお話も伏線が全部回収されていく。
エンディングでは鑑賞者のちょっとした疑問?不安?も解決してくれる。
音楽をテーマにしているので耳も楽しい。
そういえば今のドラえもんって昔のドラえもんよりチャーミングだよね。
人間くさくなったというか。ロボットだけど。

リコーダーにまつわるエトセトラ

みんなと同じように吹けない。
変な音が出る。
こんなのやって何になるんだ。
映画の冒頭では、のび太のリコーダーに対する嘆きが描かれています。

息子が通っている幼稚園では鼓笛隊があるので年中さんからリコーダーの練習がある。
年長さんになると練習も本番も増えるので「笛嫌い」は園生活にそこそこの影響が出る。
全然吹けないと笛の時間が楽しくないだろうし、かといって家での練習を強要するのもなぁ。
なんだかんだで今は多少吹けるようになったので、みんなで合奏するのも楽しめるのではと思っている。

吹ける子も吹けない子もいるけれど、みんなで演奏すると音が揃っていなくてもちゃんと曲に聞こえる不思議。
音楽を演奏して楽しむにはある程度の基礎がいるんだよなぁ、でも出来るようになると他では味わえない楽しさがあるよねと思いました。
映画の終盤でのび太が「本当は僕だってみんなと演奏したい」と叫ぶシーンは投げやりだった冒頭のシーンから振り返ると彼の成長の跡が感じられて心にグッときました。

低音楽器、好き

劇中でのび太たちはそれぞれ楽器が与えられ演奏します。
ジャイアンはチューバを演奏するんだけれど、音が流れるたびに「低音楽器いいなぁ」と思いながら映画を楽しみました。

私は中学時代は吹奏楽部でバストロンボーンを吹いていたのでチューバやユーホと低音部隊にいることが多かった。
懐かしい。

しずかちゃんはなぜボンゴ担当だったのか

夫もドラえもんの映画が好きな人です。
映画のパンフレットを見た時から「なぜスネ夫がバイオリンで、しずかちゃんがボンゴ担当なのか」という点について話していました。
アニメの中ではしずかちゃんはバイオリンを習っているけれど下手という設定だったような。
しずかちゃんがボンゴ担当になったことに特にドラマチックな設定はありませんでした。

のび太はいじめられっ子だけど

のび太は自分より小さい子や動物に優しい。
自分のイライラを自分より弱い人にぶつけたりしない。
それは出来るようでできない事だったりするよなーと思いながらのび太と今回のゲストキャラであるミッカのやり取りを眺めていました。
この2人の絡みが好き。

多方面から見て面白い

のび太の成長物語であり、音楽の役割とは何かを考えるきっかけにもなる。
ドラえもんの映画でいつもテーマになる「人間の傲慢さによって人類が滅んじゃいました」からの世界を救う流れも面白い。

あとスネ夫のオーバーサイズのTシャツとのび太の家のテレビがもうブラウン管ではないことに時代の流れも感じました。

だらだら書いたら長くなっちゃった。
ではでは、良い1日を〜

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