番狂わせを演じるかもしれない穴馬。
この本、レオスの藤野さんがFacebookでオススメしてたので、さっそくポチって読んでみました~♪
ここで紹介されている、いわゆるダークホース的な生き方というのは、自己充足感を軸に「行き当たりばったり」に生きることが実は成功(経済的にも精神的にも)への最短ルートである…というものである。
要は、行き当たりバッチリ♡
たった半日で読破するほど面白かったけど、新たな発見に目からウロコというより、「そうそう、そうなんだよね~」と首が折れるほど共感しながら読み進めた感じ。「よし、これでいいんだ♪」と再確認できた感覚。
むしろこのような本が出てきて、ようやく時代が変わろうとしているんだなぁ…と、感慨深く思ってもいます。
つい最近まで、ダークホース的な生き方(充足感の追求を軸に生きること)を実践している人は、私の身近でも少数派でした。それはヨガの先生であったり、著名人なら若新雄純さんであったり、書道家の武田双雲さんであったり…。ちょっと多数派から外れた個性的な面々ですよね(笑)いわゆる一般社会(会社の同僚や家族、友人など)においては、常識や見えないルール、システム、価値観などに対して、私が感じている小さな違和感を、本当の意味で共有できる人はほとんどいませんでした。
ちなみに30代前半には、人のご縁を通じて「目標達成力」を高めるトレーニングプログラムというものに参加したこともあった。「自分の目的地を知り、それに向かって懸命に取り組み、コースから外れるな」…というメッセージは、一見するとスタンダードな成功法則であり永久不滅の真理であるかのように感じられたものです。
だけど…なんか違った。
私が感じていた小さな違和感を、周囲の受講者に問いかけてみることは難しかった。だってみんな、信じて進んでいるし、受講料も高額だからね。投資している対象を、わざわざ疑うことなんて誰もしたくないよなぁ(笑)
…ということで、ざっくり言うと「目標を達成した見返り」としての充足感を追い求めるのではなく、私はひそかに「日々の充足感」を優先させて人生を選択するというスタイルに、独りせっせと移行していきました。
そう、充足感ファーストの生き方である。
これは自分の人生を通した実験だった。だってこんな生き方は、私が受講したトレーニングプログラムのように標準化・体系化されたものではなかったし、周囲にモデルもいなかった。もちろん、高い受講料を支払ったそのプログラムの教えにも沿っていなかった(笑)
さて、この本によれば、充足感を得るためには自分のモチベーションの本質を理解することが不可欠であるらしい。だから何より知らなくてはいけないのは自分のことだ。なぜなら、人間にはそれぞれ、驚くほど多様かつ細分化されたモチベーションがあるからだ。その好きを突き詰めた「偏愛(フェチ)」こそが人生を豊かにする。
「競争心」とか「創造性の希求」とか、普遍的で漠然とした動機とは対照的に、きめ細かく特定された、自分自身の(いわば偏った)好みや興味に突き動かされて人生を選択しているとき、人間は充足感を得られる。それは絶えることのない原動力であるばかりか、泉のように湧き出る、本当の自分として生きている実感である。
最高だな♪( ´▽`)漲らないはずがないよ。
いま、標準化された世界を生きている人とは、これからもきっと、しばらくわかり合えない期間が続くのだと思う。あっちからしたら、こちらは何をやっているのかわからないだろう。あっちゃこっちゃ摘み喰いして、何も大成しない人間に見えるんじゃないかな(笑)
でも、それでいい。そもそも相容れる要素がないのだ。
私はこれからも「目的地は忘れる」つもり。逆算思考で上り詰めていくスタイルは、自分の小さなモチベーションを潰してしまうから。旅路の果てを見通すのではなく、いま目の前にあることに集中する、没入する。
その充足感こそが私自身を幸せにし、満たされた先に、他者を幸せにし得るのである。その充足感こそが、気づけば私を遠くまで連れてってくれるのである…♡
乱文、最後まで読んでくださりありがとうございます。読後の走り書きのようなもので、何が言いたいのか伝わらないかもしれません(笑)
でも、間違いなく面白い本でした。オヌヌメ!
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