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「東武東京メトロパス」でどれだけおトクに乗れる?

「東武東京メトロパス」。東武線の往復運賃+東京メトロ路線が一日限定で乗り放題という、名前だけでもお得感のある切符があります。

正式な仕様は
・発駅から北千住までの往復運賃
・北千住~浅草・押上間はフリー区間
・東京メトロ線一日乗り放題

これらがセットになってるわけです。
 つい先日(土曜)東京へ出かけた際は、東京都現代美術館の井上泰幸展、アメ横のチョコレート叩き売り・志村商店、そしてTOHOシネマズ・六本木ヒルズでのMX4D版シン・ウルトラマン鑑賞……と廻ってきました。実はこの時「東武東京メトロパス」を使ってみたのですね。

 自分が東京方面へ出かける際は、埼玉まで車を走らせJR線を利用する場合が多いです。電車の本数も多く湘南新宿ラインや上野東京ラインもあるため乗換なしで遠出が可能なのも大きいからですが、今回は訪問する場所や時間を考えた時に
「これはわざわざ車を使わずとも、全部電車で行けるな?」
となり、調べてみたらこんな切符があった、と。オトクに乗れるなら利用しない手はないでしょう。

実際どれくらいおトクになるの?

 ではどれほどおトクか? 仮に東武伊勢崎線・太田駅を基準にして今回の行程を振り返ってみます。
 まず「東武東京メトロパス」を太田駅から買うと2240円。この中には先に挙げた「北千住までの往復運賃」「北千住~浅草・押上間乗り降り自由」「東京メトロ一日乗り放題」が含まれてます。

 そして、東京で訪問した場所の最寄り駅はここです。
・清澄白河駅(東京都現代美術館)
・上野駅(アメ横・志村商店)
・六本木駅(TOHOシネマズ・六本木ヒルズ)

 これを踏まえたうえで、同じ行程をICカードで乗った場合の料金は……
・太田→清澄白河:1184円
・清澄白河→上野:168円
・上野→六本木:199円
・六本木→太田:1227円
 計:2778円

結果:538円も得をする!

 これはお得。というか、清澄白河に行って帰ってくるだけでも十分元が取れてしまうとは。東武線(東京スカイツリーライン)の場合は北千住から日比谷線と千代田線、押上からは半蔵門線と路線も多いので非常に便利。イレギュラーで都営地下鉄に乗っても問題ないでしょうし、乗り放題だから「ついでにあそこへ寄ってみるか」と気軽に思えるのもヨシ。いいですね。

 東京へ日帰りする用事があった時、目的地がメトロ沿線だったら今後も使わせてもらいましょう。

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