「CO-BUKUROが人生を豊かにする」という妄想。
おはよう。こんにちは。こんばんは。
辻中です。
今日は高井くんからのリクエストがあったので、CO-BUKUROについて改めて自分なりに振り返ってみます。
長くなりますよ?笑
では早速どうぞ。
▼CO-BUKUROとは
CO-BUKUROとは「大阪府柏原市の地域密着型ごみ拾いコミュニティです」
「machiをきれいにしたい。こどもたちにも同じomoiをもってほしい。」という想いのもと、毎月第3土曜日にこどもたちが絵を描いてくれたごみ袋をもってごみ拾いをしています。
こちらがCO-BUKUROのホームページなので、詳しくはのぞいてみてください。
▼はじまり
さて、もう一度繰り返します。
CO-BUKUROとは「大阪府柏原市の地域密着型ごみ拾いコミュニティです」
えーっと、実はこれ、後付けでして……
全ては、忘れもしない2017年9月1日、高井くんからいきなり届いた世にも奇妙なメッセージがきっかけでした。
いやー、怖い。今見返すとちょっと怖い。
でも当時は電話を待ちながらワクワクしていたような気がしないこともない。実際のところはよくわからない。
電話で、こんな構想があるんだ!と、えらく凝った画像で教えてくれました。
そして、僕に結構ガッツリと関わって欲しいとお願いされました。
僕は二つ返事で「いいよ!」と言って、手始めにロゴマークをプレゼントしました。
出来の悪さに腹がよじれてしまいます。
でも当時は大まじめでした。
ここからスタートしたCO-BUKURO。
お互い大学4回生ということもあり時間が有り余っていたので、数日間かけて布施のマクドナルドでいろいろと構想を練りました。
かっこよく「コミュニティ設計」とでも言っておきましょう。
あーでもない、こーでもない、と2人で考えるのがすごく楽しかったです。
思い出しきれないくらい色んなことを考えました。
ブランド構築からコミュニティ設計、
馴染みやすくインパクトのあるフレーズたち、
協力者を得るために伝えるメッセージ、想い、
どうやったら地域に受け入れてもらえるのか、
ごみ拾いってどこの許可を取れば良いのか、拾ったごみはどうするのか、
柏原市にこだわるべきか、色んなところで活動するべきか、。
時には「アドプトリバー原川」さんの清掃活動に高井くんと二人で参加したり、大阪府の土木事務所に相談に行ったり、市役所に活動を伝えに行ったり、。
また、時にはこどもたちに絵を描いてもらうために児童デイサービスや幼稚園を訪問したり、うまくいかなかったり。
まあ色んなことがありました。
そしてようやく第一回目の開催予定日にこぎつけることができました。
がしかし、、、
残念ながら雨天で幻の第一回になってしまいました。
高井くんは自称晴れ男で、僕は自称雨男なので、危うく僕のせいにされかけた記憶がうっすらと残ってます。
まぁそれは嘘で、僕のせいではなく、
その原因となったのは、各地に甚大な被害をもたらしたあの台風21号でした。
大和川や原川は悲惨な状況になってしまいました。
この状況をみて僕たちの心に火がついたのです。
「やるしかない」
「4年間お世話になった柏原に自分たちなりの恩返しをしよう」
「そしてこの活動を絶対に継続させよう」
この日を境に2人の心に火がついたと言う意味を込めて、この活動の真のスタートはこの台風21号を目の当たりにした時とさせて頂いております。
▼第一回目の活動
当初予定していた第一回目は幻となってしまいました。
出だし悪いなぁとまぁまぁ落ち込みましたが、
なんとか、気を取り直して次月の11月に第1回活動日を迎えることができました。
記念すべき第1回目のメンバー!
いやー、嬉しかったです。すごく。すごく。
この時のメンバーは、ほぼ全員高井くんとぼくの同期でした。
みんなまた何年後かに気が向いたら参加してほしいなぁと思ってます。
こどもたちのイラストが映えてます。
いい感じ。
活動後は2人でなんとも言えない満足感に浸っていたことを覚えています。
ごみ拾いってやり出すと夢中になるんやな。
大きな気づきでした。
なんか活動後、ちょっとした達成感が出るな。
気づきでした。
こんな感じで、気づきを次の活動に活かして、また気づきがあってと、クルクル良いサイクルを回していきました。
そうこうしているうちに、嬉しいことにCO-BUKUROファンも増えていきました。
ちなみに高井くんとぼくはよく、活動後にその日の参加メンバーについて話しています。
楽しんでくれたかな?
めっちゃごみ拾ってくれてたなぁ。
いつもほんまにありがたいなぁ。
などなど。
毎度毎度、参加者の皆さんには感謝ばかりしてます。
▼その後の活動
11月の第1回開催から12月、1月、2月と順調に月一回の活動を行なっていました。
そんなある日、2018年3月柏原市で「かしわら手ぬぐいWEEK」というイベントが開催されることを知りました。
そのことをSNSで知った僕たちはすぐさま、Twitterで主催者の方にメッセージを送りました。
「その日僕たち手ぬぐい持ってごみ拾いするんで、コラボさせてください!」
こんなどうにもならないメッセージに対してご丁寧にお返事を頂きました(笑)
そしてミーティングにお呼びいただき、僕たちにも活動の趣旨を教えてくださりました。
そして3月のごみ拾いの様子がこちら。
楽しかったです。
この日を境に地域との繋がりが徐々に生まれていきました。
「つながらーと」というバリアフリー野外音楽フェスティバルにブースを出したり。
大和川の河川敷でこどもたちにごみ登りを披露したり。
ふけ市長が参加してくださったり。
いんくるーじょん(児童デイ)のこどもたちが参加してくれたり。
地域住民の方が参加してくださったり。
玉手山学園の理事長が参加してくださったり。
たくさんの方々にCO-BUKUROを知っていただくことができて、
実際に参加していただくことができて、
改めて嬉しい気持ちでいっぱいです。
あと、忘れてはいけないことがあります。
高井くんと僕が社会人になって仕事がある中、活動をここまで続けられているのは運営をサポートしてくれているメンバーのおかげだということです。
かずま。こうへい。しょーた。せいけ。
んー。こういう時の順番ほど難しいことはない!笑
あかさたな順です。
無茶なお願いでも一緒にやってくれて、一緒に考えてくれて、
時には勝手にやってくれて、
感謝してもしきれない存在です。
▼CO-BUKUROの今とこれから
CO-BUKUROの今は相変わらず月1回の活動を噛み締めながらコツコツと積み重ねています。
変化もあります。
一つは個人的な話ですが、
僕がなぜか横浜にいてることです。
なんとも歯がゆい感覚です。
しかも気づけば横浜に来て1年が経ちました(笑)
いやー。年を取る毎に月日が流れるのを早く感じます。
やること、やりたいこと、やった上で
関西へ帰る機会を虎視眈々と狙ってます(笑)
そして、もう一つは
来年度から運営をサポートしてくれていた4人が社会人になるということです。
おめでたいこと!!
でもCO-BUKUROどうなるんやろ?笑 というのも本音だったりします。
でも大丈夫です。
CO-BUKUROに関わる人たちにどんな変化が起ころうとも
CO-BUKUROは変わらずそこにいます。
変わらず、毎月第3土曜日にごみを拾っています。
逃げずにそこにいます。
そうなんです。
CO-BUKUROはいつでも帰れる「人の拠り所」なんです。
(そういえばこうへいくんもインタビューでそんなこと言ってました。▼こちら)
だから、「かしわら」という地域に関わりのある、もしくは関わりのあった人たちが気軽に寄り会える場でありたいです。
CO-BUKUROはずっと続きます。
この先何十年と続くCO-BUKUROのことを思えば、今目の前にある大変なことなんてちっぽけに感じてきます。
月1回、「かしわら」にちょっといいことして、「かしわら」のことをちょっと想って、なんか良い気分になる。
そんな世界観をこぶくろうは常々語ってます。
CO-BUKUROが人生を豊かにする。
最後までお読みいただきありがとうございました。
10月は柏原市民総合フェスティバルの会場にて夕方ごろにごみ拾いをします。当日はこどもたちのお絵かきブースも出すのでぜひお越しください。
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