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”二番煎じ”が実はおいしい

にばん‐せんじ【二番煎じ】
1 一度煎じたものをもう一度煎じること。またそのもの「二番煎じの茶」
2 前にあったことの模倣で新味のないもの。

本当に”先行者”って利益を独占するほど優秀??

どんな業界でも、もっとも早くそのカテゴリーの開発・販売を始めた企業や人が”利益を独占”したり、その界隈で”影響力”を持つ事が多いと思います。

「車輪の再発明」という言葉があるように、コピー&ペーストでは決してオリジナルを上回る事は困難になる事は、想像に難しくはありません。

しかし、私が考える『二番煎じがおいしい理論』では少し考え方が変わってきます。

あくまでも、私個人の考え方ですのが、これから何かを始めようと考えている方にとっては、何らかのヒントになる事は間違いないと思いますので、是非最後までご覧ください。※短めです

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”初物”と”旬”の違い

はつもの
【初物】
その季節に初めてできた野菜・果実など。転じて、まだだれも手をつけていないもの。

しゅん
【旬】
魚・貝・野菜・果実などが出盛って、味が最もよい時。

”初物”は確かに縁起も良いし、誰も手を付けていない所にアプローチするという挑戦心のようなものを感じ取れますよね。

”旬”は新しいという事だけでなく、”今まさに最高の状態”を表現しているように感じ、その物自体のエネルギーとチカラ強さを感じ取れませんか?

ビジネスに置き換えたらどうなのか?

「私が新しい事をはじめたんだ」という人(物)と、
「私は今まさに最高の状態です」という人(物)と、
自分がお客様だとして、サービスを受けるとしたら、一体どちらの方が良いのでしょうか?

私はこう考えます。
『はじめた時期など関係なく、良いサービスをし続ける事が最も重要』

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二番煎じで大逆転を狙え

お茶を入れる時には、基本的には一番煎じがおいしいそうですが、伊藤園さんのサイトを覗いてみると、二煎目もおいしく出来る方法が記載されていました。

二煎目もおいしくいれるポイント
①一煎目の湯を残すと二煎目が渋くなるため最後の一滴までしぼりきります
②注ぎ切った後、急須の蓋をずらしておくと茶葉が蒸れずおいしく入ります
③二煎目は一煎目よりやや高温の湯を使用すると、茶葉に残ったうま味と高温で溶け出す適度な渋味が楽しめます
④二煎目からは早めに注ぎ分けてください。

これを、一つ一つ分解してポジティブに変換していきます。

①一煎目の湯を残すと二煎目が渋くなるため最後の一滴までしぼりきります
→先行者の知識や方法を”徹底的に学び”、一旦自分の中に全て取り入れる

②注ぎ切った後、急須の蓋をずらしておくと茶葉が蒸れずおいしく入ります
→取り入れた情報を”自分の中で膨らませて”、不足を精査しておく

③二煎目は一煎目よりやや高温の湯を使用すると、茶葉に残ったうま味と高温で溶け出す適度な渋味が楽しめます
→先行者が行った時よりも”情熱を注ぎこみ”、広報・発信活動を広める

④二煎目からは早めに注ぎ分けてください。
→全ての行動を”素早く迅速に”執り行う事で、一気にシェアを獲得する


以上、今回はお茶の”二番煎じ”からビジネスに繋がる考え方を紹介させて頂きました。
そんなに上手くいくかな??(笑)
しかし、「人の振り見て我が振り直せ」と言いますから、他者(他社)の良い所も悪い所も”全ては自分にとってプラス”に転換していく事が重要ですね。

本日も最後まで読んで頂き、誠にありがとうございました。
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