新型コロナウイルスに関係する内容の可能性がある記事です。
新型コロナウイルス感染症については、必ず1次情報として 厚生労働省 首相官邸 のウェブサイトなど公的機関で発表されている発生状況やQ&A、相談窓口の情報もご確認ください。※非常時のため、すべての関連記事に本注意書きを一時的に出しています。
見出し画像

先生怒らないから「デジタルトランスフォーメーションってなに」かよくわかってない人正直に手を挙げなさい

※このnoteはノンフィクションです。実在の人物や団体などとは一切の関係があるさりげない宣伝が差し込まれた3分間を楽しみください。

 毎日Twitterやニュース記事をみていると、デジタルトランスフォーメーションという単語を良く目にしますね。

 最近はウェビナーでの講演も多くやってるのですがその際には、

我々は学者ではないのでデジタルトランスフォーメーションの定義をはっきりとさせる必要はない、デジタル化でめっちゃ変わったよね、ぐらいに思っておけはOKです。 

 このように伝えています。でも、大学院で根来教授の講義をとった身としては、何かを論じる際に最初に「定義」に触れたい気持ちがあります。

 今日は、3分間お付き合いください。

いままで、SNSやニュース記事を見るたびに、

「デジタルトランスフォーメーション?あーアレね、デジタル化がすすんでるよねー」

と丸の内の商社にスライディングで滑り込んだOLの巻き髪のようなふわっとした理解でごまかしていたあなたに、デジタルトランスフォーメーションの入口を紹介します。沼にハマる方も歓迎です。

DXの読み方

デジタルトランスフォーメーションって長いので、略称があります。

DX (読み:でぃーえっくす)

Digital transformation trans=Xと略す風習があるのでDTではないと。日本でDTって略すと中二が喜ぶのでDXでよかった。


デジタル化との違い

DXクイズ10問解いてみましょうか、以下はDX?ただのデジタル化?

Q1.店内ポスター10枚をデジタルサイネージに変えることで事務所のPCから遠隔で張り替えできるようになった。

Q2.お店の前の看板をデジタルサイネージにすることで、ラブホ的な空室満室表示ができるようになった。

Q3.お店の情報を食べログに掲載した

Q4.お店の予約受付を食べログ経由でネット予約OKにした

Q5.Twitterでバイトを募集した

Q6.全自動皿洗い機を導入してスタッフを1人削減した

Q7.Youtubeでお店の料理を撮影して配信した

Q8.予約管理を紙からExcel管理に変えた

Q9.掃除をルンバとブラーバに任せた

Q10.全席にWi-Fiと電源を完備した

はい、10問それぞれ、DXでしょうか?ただのデジタル化でしょうか?

正解は、




全部ただのデジタル化です。

デジタルトランスフォーメーションという言葉は見ての通り、前半が

デジタル = デジタル化を意味しているので、10問当てはまるのですが

トランスフォーメーション = 変革、も必要なんですね。


トランスフォーム=変革ってなに?

さなぎ → ちょうちょ

乗り物 → 合体して戦闘ロボ

こんなかんじで、全く別のものに変化して革命が起きるものです。

めっちゃ変わった!! という感じですね。

ここからが本題です。

じゃあDXってなんなのか。

ビジネスの構造が根本的に変わってしまうような変革を伴うデジタル化

長い。ちょっと区切りましょうか。

ビジネスの構造 = 収益モデル、チャネル、プロダクトなど

これが、

根本的に変わってしまうような変革 

が、デジタル化によっておきた。

デジタル化というのはプロセスですよね、

「オフラインで集計もレシートでしか出てこなかった券売機をWi-Fi対応にして売り上げ集計が自動でされてタブレットに表示される」

これは、券売機のデジタル化です。

でも、DXはプロセスじゃなくビジネス構造が変わったという結果付きなんですね。券売機をデジタル化して、便利になっただけならただのデジタル化ですけど、券売機のデジタル化によってスマホから前払いクーポンが購入できて店舗にはクーポン売り上げが入るようになったら、DXですね。


そんなめっちゃ変わるようなDXなんてあんまりないじゃん!と思うかもしれません。そのとおり。

そもそも非連続的な、ビジネス構造が変わるような、めちゃくちゃな変化ですから、普通には思いつきませんので、実際に私が体験したDXをいくつか事例として紹介します。

DX実体験1

 むかーしむかしのことじゃった。あるところ(新宿)におっさんがバーを経営していたそうな。昼間使っていないのでおっさんが実験として昼間を使ってUberEats専門の飲食店をはじめました。しかし、UberEatsだけだと1日数千円ぐらいしか売れず人を雇ったら利益は出せなさそうでした。

 そこでおっさんは知恵を絞りお店での利益を諦めることにしました。人を雇って利益を全部その人にあげ、食材費以外(家賃も光熱費も)全部おっさんが負担しました。おっさんは収入0で赤字になりましたが、UberEatsの管理画面に溜まっていくデータを売りはじめました。

「お店がUberEatsを始めると実際にいくらぐらい売れるのか」

「どうやって運営していけば良いのか」

知りたい人はたくさんいるんですね。売り上げのデータと、どうやったらUberEatsをうまく活用していけるのかサポートなどを書いて、月額3,000円のnoteマガジンとして販売しています。

食べ物を売っていたおっさんが、飲食店の運営で利益をださず、売上データをnoteで販売することで利益を出す、これがデジタルトランスフォーメーションです。ビジネスの構造が根本的に変わってますよね。今では私がそのおっさんに。運営しているのはもちろん有料のnoteです、なぜならnoteはまた飲食店DXに特別な存在だからです。


DX実体験2

テレワーク中の会議はどうでしょう?

対面でやっていた会議はZOOM等のツールでビデオ会議になりました。これは完全に構造が変わっているのでDXです。チャネルが変わってますね。

すごいですよね、隣のビルでも北海道でも同じように会議ができるように。


DX実体験3

在宅ワーク自体はデジタルじゃないのでDXではありませんが、在宅ワークに関連して世の中には在宅での仕事ができない方が25%(独断と偏見と直感)ほどいるそうです。

おくさまと子供も在宅で場所がないとか、職場から歩ける位置に住むためにそもそも寝るだけの狭い部屋しかないとか、在宅ワーク中に対面の取材が入った時とか家に呼ぶわけにいかなかったりとか。

在宅ワークが増えると、それと比例してオフィスでも自宅でもない、(スタバ以外の)第三の場所が必要になります。

・サテライトオフィス (各地に分散する支店的なオフィス)

・モバイルオフィス (営業の合間など移動しながら必要になるオフィス)

・クラウドオフィス (自社で持たずに利用できる多拠点オフィス)

こーゆー第三のオフィスが、スマホ3タップ10秒で予約なしに使えるサービスが人気になっています。

当日までに予約が入らなかったホテルや民泊やレンタルスペースなど、例えていうと「賞味期限切れのスペース在庫」を束ねてワークスペースにするので格安ですし、予約制じゃないのでスマホからLINEアプリ経由で10秒で使えます。これもDXですね。オフィスのクラウド化で「出勤しなくなる」というチャネルの変化でしょうか。オフィス領域のDXです。法人契約やフリーランス向けですが、経費が使える人なら会社員でも良いかもですね。7月からサービス開始です。


DXってすごいでしょ?

こんなかんじで、デジタル化+ビジネスの構造が変わるほど超変わった、がDXです。これで今日から、記事やSNSでDXって見ても、怖くないっすね。

そして、わくわくしません?

デジタル化で便利になったというのはたくさんありますが、さらに想像もつかなかったような、ビジネス構造が変わるような変化が、これからうじゃうじゃ出てくるわけです。

特に、今回新型コロナウイルスの影響でテレワークや在宅自粛が推奨されたことがきっかけで、店舗やオフィスのDXがめちゃくちゃすすみました。これまで、「デジタル化なんてむり!」と言われた業界を、無理やりデジタル化しなきゃ生きていけなくなったからですね。これとかも飲食店DXです。

キャバ嬢がコロナ対応で何をやったと思いますか?

キャバクラなんてどう考えても対面でしか成り立たないはずですが、17Liveなどのライバーとして活躍し始めた人たちもいます。月間ライバーランキング上位がキャバ嬢で埋められて、トップが推定月収1億円ぐらいとか。

新宿ゴールデン街ではライブ配信バーもできましたし、

XXX領域は、デジタル化が無理

と言われて遅れていた業界が、無理やり知恵を絞ってデジタル化するので、結果として構造が変わるほどの変化を伴っているわけですね。

(構造が変わるほどの変革を伴わないと)デジタル化が無理だった領域


これからWithコロナでもアフターコロナでも良いのですが、経済的なダメージを強く受けた「デジタル化が無理な領域」のDXが進むことにより、これから生まれてくる子供達に少しでもマシな社会を受け渡していおきたいと願い、このnoteを閉じさせていただきます。

長々とお付き合いありがとうございました。

この記事が気に入ったら、サポートをしてみませんか?
気軽にクリエイターの支援と、記事のオススメができます!
26
拠点型ワークスペースTeleworkSpaceアプリなどを運営するテレワーク・テクノロジーズ株式会社の人。 たぶん飲食店のDXは専門家なので何でも聞いてくださいまし。 最近はテレワークで引きこもっています

こちらでもピックアップされています

田端大学まとめマガジン
田端大学まとめマガジン
  • 415本

田端大学参加者の方々が書いた記事、田端さんがオススメして下さった記事をまとめたマガジンです。

コメントを投稿するには、 ログイン または 会員登録 をする必要があります。