素敵な空間づくり②
ご年配の水道屋さんに【わし、何歳に見える?】と聞かれた今日は。
#コンパで聞かれるやつ
#何歳でも大丈夫っす
前回の続きです。
【空間のクオリティーを決めているもの】
前回、人は95%の物を無意識に見ていて
それが、空間のクオリティーを決めているのではないかという私個人の考えを書かせて頂きました。
【例えば・・・】
私が住宅の営業をしていた時、部屋からのロケーション(眺望)がいい分譲住宅や土地を販売していると
『いくらロケーションがよくても毎日眺めない』
『どんなロケーションでも1ヶ月であきる』
と話されるお客様が結構いらっしゃいまいしたが、この考え方は個人的にはとてももったいない考えだなと思っていました。
毎朝コーヒー片手に、窓の外を意識的に眺めて
「ふぅ、いい景色だ~」
なんてやるのは確かに精々2~3週間かもしれません。
ただ、意識的に眺めることはなくても(無意識に目に入るだけで)
そのロケーションは空間の広がりや、心地良さ、他にはない特別な空気感を演出してくれていると思います。
【コーディネートの際には】
インテリアコーディネートをする際
床材やクロスなどは慎重に決められると思います。
お部屋の大部分の面積を占めるものなので、それも大切だと思います。
ただ、空間のクオリティを上げるには意識的に見るこたとがほとんどない細部にも拘る必要があるのではと感じています。
しかし、巾木や廻り縁、スイッチやコンセントプレート、取っ手、カウンター、金物などの細部まで慎重に決められる方は殆どいません。
予算をかけて高い物を使わなくても、色のトーンや色遣いを少し気にしてみる。形や大きさを気にかける。
それだけで、空間のクオリティを上げれることが出来ると思います。
【普段の生活の中でも】
これはリフォーム工事をする時だけでなく普段の生活でも生かせれると思います。普段はなかなか出来ませんが、来客時や大掃除の時には、意識的には見ない、細かいところに気を掛けることが大切だと思っています。
以上、「目には付かない細かい所にも気を遣う」
という一言で済む話を、回りくどく2回に渡ってお送りしました。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?