【WORKS】施工例:ショールームリニューアル工事
あけましておめでとうございます。
お正月ですが、この時期が一番みんなスマホを見ているでしょう!
ということで、いろんなSNSの更新をせかせかとやっております。
ということで、noteもしっかり更新しようと思います。
noteはぼくが利用している他のSNSとちがって、知合いや友達がまったく見ていない場所なので、忖度なしで本心を発信しています。
今年もそんな感じで更新をしていこと思いますので、どおぞよろしくお願い致します。
では、早速ですが、最近本業とはあまり関係ない記事ばかりだったので、今回は本業である設計・施工管理で携わらせて頂いた、ショールームのリニューアル工事をご紹介します。
【ショールムの存在意義】
今回はリフォームや新築住宅を手掛けるハウスメーカーさんのショールームリニューアル案件でした。
情報や物が溢れ、なんでもオンライン化されるこの時代。
ショールームの存在意義も変わってきているような気がします。
商品並べて、お客様に説明して、物やサービスを売るショールームから、会社の理念や在り方、考え方を表現(発信)し、共感してくれる人やファンを生み出し、人と人の繋がりを作る事が今からのショールームには必要になってくると感じています。
【プランニングの前に】
今回も設計やプランニングの前に、2回に渡ってしっかりとヒヤリングをさせて頂きました。
・会社の理念や在り方
・大切にしている価値観や思い
・これからの方針
・なぜリニューアルすることにしたのか
そこで浮かび上がってきた問題や、見えてきた本質をデザインに落とし込んでいきました。
【何をどう表現するか】
物を説明したり、売り込むスペースではなく
ライフスタイルや暮らし方を提案するスペースへ。
・都会でも自然を感じながら暮らすライフスタイル。
・好きな空間で自分らしく暮らせるゆとりのある生活
・日常の風景に愛着の持てる住まいや暮らし方
そんな事をイメージしながら
国道沿いに大きな窓があるという好条件を活かして
ショールーム自体にしっかりと宣伝広告の役割持たせられるように
外から見た時の事も考えながら、配置や照明にも気を配りました。
商品が雑然と並べられてたエントランスは
高級感と重厚感のある受付に。
受付カウンターの木材はもともと外壁に使用されていた木材を、削って、磨いて、塗装して再利用させて頂きました。
古材の陰影や質感が独特な存在感を放っています。
施工前のメインホールは
キッチンやユニットバス、商品のサンプルが沢山並べられていました。
施工後は、LDKをイメージした空間で統一感を演出しました。
ウッドデッキをイメージした空間には思い切って足場板の古材を使用したり、薪ストーブやアンティークの茶箪笥など、素材感や質感を楽しめる空間に
リビングをイメージしたスペース
オーダーキッチンとキッチンと一体型のダイニングテーブル。
キッチンの新しい使い方と暮らし方をご提案
足し算ではなく引き算。
自分の本当に好きな物をちょっとだけ。
ゆとりや自分らしさとは意外とシンプルなのかも
自分だけの空間の書斎。
でも家族の気配を感じれる空間に。
書斎のカウンターは
今までショールームで使われていたテーブルをリメイク
オーダーの洗面化粧台で、新しい洗面所の使い方を考える
トイレは照度を最小限に抑えて
寝室をイメージしたスペースには、無塗装のウォールナットを使用
夜になるとまた違った雰囲気に
外観ビフォー
外観アフター
夜に浮かびあがるショールーム
設計:㈱アグリスタデザイン
着工:2021年11月1日
竣工:2021年12月15日
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