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#2 神様からの試練ではなく私の貧血の問題|発達障害児を分子栄養学で育ててみた

こんばんは、新垣です。発達障害の息子を育ててきましたが、栄養療法で人生を変えられるということを皆さんにお伝えできればと思います。心と体は繋がっており、体をつくるのは栄養ですからね。

昨日は、息子が発達障害で生まれてしまった経緯をお伝えしました。最初は神様の試練だと思っていましたが、分子栄養学を学びながら気づいたことは、お腹の中での赤ちゃんの栄養状態が生まれてくる子供の発達に密接に関連しているということでした。発達障害のお子さんたちの血液検査を見ても、健康的な結果が得られることは少なく、貧血や低コレステロール、低たんぱくが一般的です。これらの体調の乱れはお母さんのお腹の中で十分な栄養を得られなかったことを示唆しています。ですから、息子が発達障害で生まれたのは神様の試練ではなく、私の栄養状態の問題だったということです。

特に重要だと考えているのは貧血です。私は息子を出産するまでに2回流産経験がありました。流産の主な原因は卵の未熟な状態や子宮の問題などが挙げられますが、お母さん自身の栄養障害もあります。妊娠中の貧血検査は非常に重要で、その結果は妊娠の継続や赤ちゃんの健康な成長に影響を与える最初の指標となります。

赤ちゃんはお母さんの鉄を必要として生まれてきます。生まれたばかりの赤ちゃんの鉄状態はフェリチンと呼ばれる項目で測定されます。この貯金の鉄は生まれた直後に多く、赤ちゃんの成長に使われます。妊娠中にお母さんから十分な鉄を得ないと、赤ちゃんの免疫が十分に発達せず、成長が遅れたり早産のリスクが高まる可能性があります。

私も妊娠中に貧血であり、鉄剤の副作用や吸収の難しさに悩みました。しかし、鉄が不足すると赤ちゃんの呼吸に支障が出るため、充分な鉄摂取が必要です。動物性たんぱく質を多く含む食事(お肉やお魚、お味噌汁など)は、貧血の改善に効果的であると考えます。植物性の食品も鉄を含みますが、吸収率が低く、貧血の改善が難しいです。

これから妊娠を希望される方や妊娠中の方は、貧血を防ぐために赤ちゃんに良い鉄が含まれる食事を心掛けてください。ヘム鉄は特に効果的な鉄で、お肉やお魚などに多く含まれます。植物性の食品も取り入れることは重要ですが、鉄の吸収率に注意が必要です。

今日は私が発達障害の息子を育てながら経験した反省をお伝えしました。明日は息子が生まれてからの様子や注意点について少しずつお話していきたいと思います。お楽しみに、おやすみなさい。


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