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#1 3歳で診断、6歳で確定|発達障害児を分子栄養学で育ててみた

こんばんは。新垣形成外科事務長の新垣です。発達障害の息子を分子栄養学で育ててきました。栄養療法で人生は変えられるということを皆様にお伝えできればと思います。心と体は繋がっていて、身体作っているのは栄養ですからね。

今日は息子のことについてお話ししたいと思います。息子は予定日より1ヶ月早く生まれ、体重も2,400グラムで小さな赤ちゃんでした。他の赤ちゃんと比べても成長が遅いと感じました。

1歳児検診では、他の赤ちゃんと比べて小柄で、できることやできないことに違いがありました。寝返りや立ち上がりが遅く、言葉や発語も非常に遅れていました。

初めて指摘されたのが1歳半検診で、成長が標準よりも少し遅れていると指摘され、様々な指導を受けました。他の子供との差が大きく、感情の起伏が激しく、いつも泣きわめいていました。

3歳児検診も緊張し、トレーニングを試みましたが、クリアできませんでした。担当医から「自閉症的傾向があるので再検査が必要」と言われ、ショックを受けました。普通の子供と同じように育てたかったが、小学校前の就学前検診で学習障害児と診断されました。

小学校は困難な時期で、親子で地獄のような日々を経験しました。お勉強も運動も苦手で、具体的に言えば、ボールを前に投げようと思っても、後ろに行っちゃうとかでした。そういった普通のことができない子供でした。

高校進学も不安で、「大学は夢のまた夢」のような感じでした。しかし、自分にできることは息子を健康的に育てることだと考え、栄養に注力しました。栄養を重視し、息子のために家庭料理に励みました。

成長するにつれ、栄養が脳機能に良い影響を与えているのではないかと気づきました。分子栄養学に出会い、生化学的に栄養を理解することで、脳のために必要な栄養を補完するサプリメントを導入しました。これにより、息子の脳機能が向上し、成績も飛躍的に上昇しました。

息子は医者になる夢を抱き、それを叶え医学部に進学しました。医学部に入ることは奇跡ではなく、科学的な栄養学の理解と実践による成果であると確信しています。

現在、私は夫の病院で分子栄養学を様々な病態に活用しています。発達障害だけでなく、癌、不妊症、鬱、慢性疾患、自己免疫疾患など、分子栄養学的療法が有効であることを伝えながら、息子の経験を共有しています。

次回は、なぜ息子が発達障害で生まれてしまったのか?

という私の栄養状態をお話したいと思います。今日はここまでです。次回をお楽しみに。おやすみなさい。


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