#13 チャレンジを無謀と言うなかれ|発達障害児を分子栄養学で育ててみた
息子は小学校から高校2年まで、勉強が全くできませんでした。高校に入学して進学クラスに入れても、最初はクラスで常に最下位。それが高校3年に進級すると、急にクラスで一番の成績を収めるようになり、周囲も本人も驚きました。
息子は授業を聞くだけで、知識が頭にどんどん入ってくると言っていて、学校のテストでは成績が上がったのですが、でも、新しいことは頭に入っても、過去の知識、中学や高校1、2年の内容が全く頭になかったため、全国模試では低い成績でした。
夏休みには担任の先生と面談し、先生からは私立大学の推薦を提案されました。私はこの提案に感謝しました。
小学生の頃は学習塾を断られ、中学でも塾に通っていませんでしたが、高校3年の2学期から、推薦を目指して塾に通うことにしました。
息子が不安そうに「みんなが何をやっているかわからない」と言ったので、私は心配しました。しかし、数学だけで受験できるという提案を受け、数学の塾を探すことにしました。
体験授業後、先生から「明日から来てくださいね」と言われ、安心しました。息子は数学に興味を持ち、質問をたくさんしたとのことで、入塾が決まりました。他校の生徒が多い塾で、息子は発達障害であるという先入観を持たれることなく学ぶことができました。
ある日、息子がセンター試験を受けたいと言い出したので、私は困惑しました。推薦で大学に行けると思っていたのに、息子がセンター試験を受けると言い出したからです。
高校の先生に推薦を辞退する旨を伝えると、驚かれました。しかし、息子が挑戦したいと言うので、私は覚悟を決め応援することにしました。
そして、息子はセンター試験に挑戦することを決めてから、数学以外の勉強は学校の自習室でビデオ学習をしました。
息子は数学が好きなので琉球大学の理学部数学科を受験。
そして、合格!
合格までの栄養療法は、実は家での食事のみ。私は分子栄養学を学んでおり、患者にはサプリメントを勧めていましたが、自分の子供たちには使っていませんでした。外食をせず、玄米や手作りの味噌などを素材にこだわった食事を心がけました。
更に感謝しているのは、長崎にいた頃に通った幼稚園の園長先生です。この幼稚園は障害児を積極的に受け入れていました。そこでの食事は手作りでなければなりませんでした。冷凍食品、レトルト食品、インスタントはお弁当に持たせてはならないという決まりがあったんです。そのおかげで私は手作りのお弁当を作るようになり、高校生まで続けました。
お知らせ
沖縄県宜野湾市「新垣形成外科」にて分子栄養学に基づいた栄養療法を行っております。遠方にお住いの方へは、ZOOMでの栄養カウンセリングを行っています。どうぞお気軽にお問い合わせください。
新垣形成外科
〒901-2227
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