見出し画像

「仕事をスムースに進めたい、大きな仕事をしたい」人がもっとも気にするべきビジネススキルとは?

こんにちは。
中小企業特化、経営・マーケティングコンサルタントの新井 庸支です。

今日のテーマは「仕事をスムースに進めたい、大きな仕事をしたい」人がもっとも気にするべきビジネススキルとは?です。

結論は「スピード」

最初に結論を伝えます。
仕事をスムースに進めるにも、大きな仕事をするにも、もっとも大事なことはスピードと言って良いでしょう。

理由
1. 一緒に仕事をしていく上で安心感がある
期限ギリギリで提案や相談をされると、そこから大きな修正や対応は難しいでしょう。早めに出してくれることによって、間違っていたら対応ができます。また問題なかったら安心感が生まれます。また想定より進捗が早ければ、さらに発展したアイデアも追加するなど、新たな手を打つこともできます。さらに、周りのチームメンバーに良い影響を与えることにも繋がります。

2, 抜け漏れが少なくなる
例えば90%のクオリティでギリギリまで見せない人と、60%のクオリティで途中経過を見せる人であれば、圧倒的に後者の方が良いです。「スピードを持ってやる=前倒ししてやる」ということです。前倒しで仕事をするということは、早め早めに考えることに繋がります。それは思考が深まる余地が増えるだけでなく、抜け漏れしにくくなるという効果もあります。

3.時代が早くなっている
デジタルの時代になり、さらにAIの時代になり、スピードは日々加速しています。1980年代までであれば、商品開発にしても、マーケティングにしても、じっくり考えて実施するということが当たり前でした。今は、まず早く出してみて(やってみて)、その結果を受けてすぐに改善して、また出してという流れが当たり前です。さらにAIが出てきたことで、これまで数時間、数十時間かかっていたものが、1分でできるようなことも出てきました。質の追求も大事ですが、質がある程度のところまで来たら、時間をかけて60%を80%、90%にブラッシュアップするのではなく、まず出すのです。世の中のスピードが早くなっているため、自社がゆっくり物事を進めようとしていても、圧倒的なスピードで競合がしかけてきたら、丁寧に大切に育てている自社商品やサービスの魅力や価値は下がってしまいます。自社がゆっくり丁寧にやろうとしても、時代とのずれが生じてしまうのです。その結果、ブランド力は弱くなる、消費者は買ってくれないということにも繋がりかねないのです。

明日からの仕事では、いつもの半分の時間で業務を終わらせられるよう動いてみてください。ある種のトレーニングですが、結構できるものです。打ち合わせの時間も通常の半分で収めるようにしてみてください。おそらくそのためにはアジェンダを作ったり、会議のゴールをあらかじめ決めるなど、できる方法を考えるはずです。お分かりの通り、この思考ができると、スピードはどんどん早くなり、仕事はスムースにできるようになり、大きな仕事にもつながっていきます。

参考になれば嬉しいです。

株式会社ホワイトナイト
新井 庸支
プロフィールはこちら
https://www.whiteknight-jp.com/ceoprofile

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?