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新井の読書感想『東京改造計画』堀江貴文

今までこんなに分かりやすく政策を語った本があっただろうか。いや、そもそも政治家が自分の政策を長々と説明しているのを見たことがない。

テレビの政見放送は限られた時間でインパクトを残すために分かりやすいスローガンか、印象に残らない説明に終始する。

「7つのゼロ」は満員電車ゼロ、残業ゼロ、花粉ゼロと、あとなんだっけ。「セーフ・シティ、ダイバー・シティ、スマート・シティ」はどう実現するの? 何となく覚えていても中身がわからない。公式のホームページを見ても、わからない。


ところがこの本『東京改造計画』はどうだ。

生きやすい社会にするためにどうしていくのか、具体的な方策とその根拠、実現した時の姿が明確に書かれている。

目次一覧は発売する前から騒がれて、一部の項目に対して本の発売前にYouTubeで内容解説がされていた。さらに今日この本を一気に読んで、実現したい内容がよくわかった。

「都知事選に出ます」「自分がこれを実現します」とは書かれていないのでこの先どうなるかわからないが、興味深い内容がたくさんある。少なくともこれだけ話題にもなっているから、都知事選に出るという人にはこの本と同じくらいのインパクトのあること、未来を見せてくれることを語ってほしいと思う。



以下、本を読みながらのメモ。

都営地下鉄の沿線に住んでいるが、駅があんなに貧相なのは都営だからなのか!東急線くらい綺麗になっていったら嬉しい。

「足立区を日本のブルックリンに」はこういう意味だったのか。一番目次の中で意味がわからなかったが面白い。

林修先生の授業を学校で配信。面白い。日本全体の学力上がるだろうな。

「教育を現代に合わせてアップデートする。これは都知事の大きな使命のひとつになるだろう。」こんなことを語ってくれる人に都知事になってほしい。

大麻合法化をセックスの観点で語り、少子化対策になるという意見を初めて見た。

会社に海外の方が来られることがあったので、去年何年かぶりに英語で人とコミュニケーションをとった。単語が思い出せずになかなか苦労したが、意思疎通は取れたと思う。公文書の英語化はいきなりやるには負担が大きいが、大卒で公務員試験受かる人なら誰でも話せるようにはできるだろう。都の採用試験をそのくらいのレベルにすればいいのか。

一つも報道されていないオンラインサロン内でコロナウィルスで仕事がなくなった人に雇用を生み出すやり取りが生まれている。政治がやるよりずっと早い。


東京改造計画 (NewsPicks Book) https://www.amazon.co.jp/dp/B088Z5JXHQ/ref=cm_sw_r_cp_api_i_dwr0EbEBMDFV4


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