見出し画像

好きな漫画を語る新井

会社でミーティングの前にアイスブレイク的に話す場があることは先日ハーモニカの件で書いたと思う。先日先輩社員から「休日は何してるの?」と聞かれ、子供と遊んだり、野球したり、アニメ観たりですかねと答えたら、アニメへの食い付きが一番強かった。

「今は何観てるの?」

「過去最も面白かったアニメトップファイブは?」

こういった質問は用意していれば答えられるのだが、その時々で変わるから、すぐに順位をつけて返答するのは難しい。

つい、「難しいですね。漫画ならトップファイブ答えられるんですけど」と言ったところ、「そっちを教えて」となったのだが、そうは言っても仕事中のミーティングである。漫画談義を延々と続けるわけにもいかず、それは次週で、となった。必要とあらばちゃんと理由もつけて説明できるように、このnoteに残すことにする。



第5位『好きです鈴木くん』

大学の男子寮にいた時、先輩が全巻購入して共有の本棚に置いていた。バリバリ少女漫画であり、これから挙げる他の本とは毛色が違うが、とても感動したことを覚えている。ヒロインが記憶を取り戻した辺りで泣いた。


第4位『鋼の錬金術師』

これは中一から好きで、高校時代まで月刊少年ガンガンも買い続けていた。新刊に予約限定特典があれば必ず予約したのでトランプとか実家にあるはず。キャラブックや小説版も全て持っていた。好きなキャラは銀の錬金術師ジョリオ・コマンチ。カバー取ったの背表紙で毎回、その巻で死んだキャラが天に召されている絵が描いてあるのだが、猛烈にコマンチじいさんは猛烈に回転しながら天に昇っていった。笑った。


第3位『ジョジョの奇妙な冒険』シリーズ

部で分ければ第4部。小学生の時に整骨院でストーンオーシャンを読んだときは、人がだんだんカタツムリになっていく様子になんて怖い漫画だと慄きトラウマになりかけたが、高校で出会い直すととてもハマった。この漫画の良いところは、読者が多い上に好きな人とはかなり盛り上がれるところである。欲しいスタンドは「隠者の紫」。念写はもっとうまく使えるはず。


第2位『グラップラー刃牙』シリーズ

分けるなら第2シリーズにあたる『バキ』。身近に読者が弟くらいしかいない。有名漫画なのに何故だ。食わず嫌いせず多くの人に読んでほしい。『範馬刃牙』までは全巻所有しているが、残念ながら『刃牙道』からは全ては追えていない。ちゃんとした格ゲーを出してほしい、と常々思っている。使いたいキャラは純・ゲバル。



1位『花の慶次』

好きな漫画としていつも断トツ1位に挙げる。高校時代に知り、大学時代にゼノン版を全巻購入してからは何度も読み返している。特に好きなシーンが3つある。

①父、前田利久の死に際に慶次が茶を点てて「父上、あの世でもお元気で」と言い、利久が「ふ、どこまでも傾きよるわ」と答えて没するシーン。高2の時に読んで、漫画で初めて泣いた。ここから慶次好きが始まった。

②佐渡編、蛮頭大虎の「お先に!」というセリフ。人に迷惑ばかりかけてきた大虎が素晴らしい役割を終え、清々しい顔で死ぬ。これも感動。

③慶次が後ろから銃で撃たれ、周りが「旦那〜!」と大慌てする中、慶次が呻きながら腰を触り「あー!書きかけの伊勢物語の写本がー!」と鉛玉を止めている分厚い冊子を取り出すシーン。

①、②は有名でパチンコの演出にもなっているが、③は多分結構マイナーなところだと思う。が、私は特に③が好きである。「いや、戦場に何を持っていってるんだ」と思いつつ、剛毅さだけでなく、どんな時も風流心を忘れない彼の姿がとても魅力的で、こんな風になりたいと強く思うのである。


好きな漫画については一先ず以上である。トップ10くらいまで語ればもっと色々出てくるが、すでに過去最長の記事になってしまったのでこの辺で。

これを書きながら、好きなものは完全に趣味趣向なので、ああこういう人なのね、と理解する分にはいいと思うが、話を膨らませるなら「自分に影響を与えた漫画」を述べたほうが良いとも思ってきた。

そちらはまた次回。

画像1

(刃牙は量が多すぎる)

この記事が参加している募集

#推薦図書

42,808件

レペゼン群馬、新井将司。世界一になる日まで走り続けます。支えてくださる皆さんに感謝。