見出し画像

ガラスの天井を最初に作るのも、壊せるのもママかもしれない

「2030先送り」のニュース。FBの私の周りの女性の中では、かなり大きな話題となっています。女性がマイノリティでない社会を作っていくのは、当然一朝一夕にいかず・・・

福岡への移住転職をサポートするYOUTURNでキャリアコンサルタントとして、日々、様々な年齢、性別、業種、職種、ポジションの方々とキャリア面談をさせてもらっています。

面談前には、会員登録時に入力いただいたデータをもとに、どんなバックボーンをお持ちの方なのか、どんな理由で移住転職を検討しているのか、これからの人生を、どう生きようとされている方なのか・・などなど、イマジネーションを働かせてから面談に望んでいます。(事前情報がバイアスになるということはなく、むしろ、数多くの仮説を持つことで、クライアントさんの「知情意」を知るきっかけを多く持つことができます。)

日々のそのような活動の中で、アラサー女性のクライアントさんに、「もしやガラスの天井をすでに作ってしまっているのでは?」と感じることがあります。

ガラスの天井(ガラスのてんじょう、英語: glass ceiling)とは、資質又は成果にかかわらずマイノリティ及び女性の組織内での昇進を妨げる見えないが打ち破れない障壁である。当初は、企業や組織、政治の世界などにおける女性のキャリアを阻む障壁のメタファーであったが、現在は男女を問わずマイノリティの地位向上を阻む壁としても用いられるようになった。ーWIkipediaよりー

「九州」という土地柄、女性自身が社会に出る前から無意識に、または家庭環境のなかで、「女子に学はいらない」「家をでるなら福岡まで」といった様々な制約がいまだに存在している。ということで、九州出身のクライアントさんと話が盛り上がることも。

ガラスの天井は、社会人になってから外的環境により、無意識に作られるものではないか?と思われていますが、私は、幼少期からの「育ち」の中ですでに潜在意識の中に作られているのではないかと思うことがあります。

そういった意味でも「幼少期からのキャリア教育」がとても大事で、それは家庭内での親子の関わりからスタートするものだ。と私自身の子育て経験や様々な学びから確信するようになりました。
ガラスの天井を作るのも、もし外で作られても壊せるのも「ママ」ではないか?と思うようになったのです。

そんな中、一般社団法人子ども未来がっこうが提唱する「個性教育学」に出会います。

個性教育学とは
・持って生まれた才能(強み)を引き出し
・才能を活かす知性(能力)を育み
・潜在能力を伸ばすメソッド

そもそも、「日本の教育」は、公教育においては常に平均化を求め、その中で偏差値という物差しで学力を測り、偏差値で高等教育を選択する(制約される)歴史がもう何十年も続いているわけですが、最初の公教育である「小学校教育」がスタートする前から、幼稚園や保育園において「人を育てる」教育が始まっていて、個性を育てることは重視されていないというよりは、環境を作り出すのは難しい状況にあります。(とはいえ、教育の原点は「個の教育」にある。という考え方を多くの先生方は持っていらっしゃいます。)

そのような状況の中でも、家庭内や学校のとでは「個性」を引き伸ばす機会に常に得られる環境であること、その環境を作り出すのは、ママやパパであることを、これまでの私の経験に加えてメソッドとして習得することができました。

この「個性教育学」に私の専門分野である「キャリア」を掛け合わせた

「3歳から家庭で始めるキャリア教育講座」

を、スタートできるように粛々と準備してきましたが、ついに、その講座をご紹介できる機会を作りました!

これまでのnoteでも書いていますが、コロナにより「働き方」が大きく変わろうとしている中、これまで様々「制約」があったママたちが、リビングから社会、世界につなが利、働くことができるようになってきました。

このイベントではすでに講師として活動している15人の女性講師が、オンライン講師としてどのように活躍するに至ったかのキャリアストーリーを語ることから、多くの女性がそれぞれ持っている「ガラスの天井」を突き破るチャンスとなるお話しをします。

最大3人までの話が無料で聞けるこのイベント。

2020年8月8日(土)9:30からスタートです!
残席残りわずか。気になった方はお早めにお申し込みください。

私は、ルームDで9:45からお話しをします。

講師のプロフィールや詳しい講座内容はこちらから


防衛大学校卒、元海上自衛官。その後ベンチャー、スタートアップ経験、経営経験、NPO立ち上げ経験、現在はフリーのキャリアコンサルタントとNPO事務局長の2足の草鞋を履く異色のキャリアコンサルタントです。「生きたいように生きる」がモットー!