障害年金とリモートワーク
私は線維筋痛症が重度で、身体障碍者として障害年金を貰っている。年金を貰いながらも、いつも何か新しいことは出来ないかと模索を繰り返している気がする。
ハローワークでの一言
ハローワークで障碍者といて求人と向き合ったことがある。その時に「出勤せずに働けるところはありませんか?」と聞いたらあるわけがないといわれた。確かにハローワークにはそんな求人はなかったのだけど、社会的に見て在宅ワークがこれほど発達した中なら何かあるんじゃないかと探してみた。
クラウドワークスという選択肢
実際に働けるかどうかは別として、自分のように動けない人間でも必要とされるスキルさえあれば仕事はできるんじゃないか。普通の求人では見つからないなら、どうすればいいか。自分が独立して起業するという立場になることを思いついた。但し、株式会社を作るとかではなく、なんでもできることはやってみようという感覚で請け負い仕事を探すという方法だ。
とはいえ、年金を貰えるくらいつらい毎日の中で、仕事を探すことも体に負担がかかり、出来るだけ無理なく、しかし自分をいかせる世界を探す中でクラウドワークスを友人に勧められた。クラウドワークスはまさに請負の世界であり、クリエイターだけではなくいろんな仕事を探すことが出来る場所だった。
まだどんな風に形にしようかは定まっていない。年金を貰っても歩けなくても働ける会社をさがせるかどうか。自分のスキルが今についていってるかどうかなど自分をまず冷静に見つめることが出来ないと続かない。
家を守る、家庭を切り盛りすることもままならない中で、なぜ仕事をしたいのか。それは自分の世界がこれ以上小さくならないように、きちんと今についていきたいと思っているからだ。ハローワークではなかった求人がクラウドワークスにあるなら、一度試してみてもいいんじゃないか。その中で見えてくる自分もあるんじゃないだろうか。
障害年金を貰わないととてもじゃないけど割に合わない重度の線維筋痛症。病気と闘うのは常に自分との闘いなんだと思う秋になった。
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