【22卒インターンシップ】仕事のやりがいをベテラン社員に聞いてみた【インタビュー】
※本記事は、荒井商事サマーインターンシップ「人事(社外広報体験)コース」に参加いただいた方が作成したものです※
食と車を軸に様々な事業を展開する荒井商事。多様なバックグラウンドを持つプロフェッショナルが集まっています。それぞれの社員がどのような想いで事業と社会に向き合い、チャレンジし続けているのか、インターン生としてベテラン社員にインタビューをしました!
質問者 八巻諒(以降八巻)
埼玉県出身。理工学部に在籍。大学在学中にバイクにはまり、現在は2台所有するほど。下道だけで大阪に行くなど、ツーリング・旅行が趣味。
対象者 川村統括(以降川村)
2002年に新卒で荒井商事に入社。神奈川県川崎市のベイサイド会場にて、オークション運営やシステム関係の業務に携わった後、栃木県小山市の小山会場に異動。マネージャーや会場長を経て、現在は建機オークションの事業統括責任者を務める。
【八巻】
本日はよろしくお願いいたします。
早速ですが、普段どのようなことを念頭に働いているでしょうか?その考えに至るまでのエピソードを教えてください。
【川村】
こちらこそよろしくお願いいたします。
今心がけていることは、「部下が辞めたくない環境づくり」ですね。40人ほどの部下を抱えていますが、そのそれぞれが愛社精神や帰属意識を持てるよう気を配っています。そうすることで会社に貢献してもらえるようにもなりますし、私自身も部下を束ねる「責任者」として会社から認めてもらえますしね。
【八巻】
入社当時と今では、どんなことが変化したと思いますか?
【川村】
私が入社した当時は、極端な話、何もしなくても車が沢山あふれていましたが、今現在は減少しつつありますね。車離れなんてことも言われていますし。だから対策として、まずは取扱台数を増やすことに焦点を置いていたけれど、今は車があればいいという時代ではなくなってしまった。
なので「とにかく量」という昔の考え方からシフトチェンジをし、「量より質」を上げようと考えるようになりました。「とにかく5000台揃える」ではなくて、「3000台だけでも”売れる”車を揃えよう」ということですね。
【八巻】
では、今とこれから10年後では、どんなことが変わりそうでしょうか。
【川村】
車のオークションはどうしても(会場に現車を)持ち込むことを前提にしているのですが、それでは今後は縮小していくことが予想されます。なので、既存の会場だけでなく、様々な場所に会場やヤードを増やしていこうとみんなで頑張っている途中です。
【八巻】
部下40人を束ねるベテラン社員として、どの様な部下が欲しいでしょうか?
【川村】
忍耐力や心の余裕がある人がいいと個人的には思っています。一人で仕事をするわけではなく、自分と違う人と一緒に仕事をするのが社会というもの。自分と違う意見があったり、思い通りにいかなくても、「そういうものだ」と受け止められる柔軟性や吸収力がある人が望ましいと私は考えています。
また社会人になると、学生から環境や人間関係がリセットされ、180°変わってしまいますよね。学生のうちは通用していた考え方を変えなければならないなんてこともありますし、そこにエネルギーを使ってしまう。そんな大変な時に他の人の意見を受け入れるなんて、心の余裕がないとできないって私は思ってます。だから「忍耐力」と「心の余裕」、ですね。
あとは、本人なりの意見や経験を踏まえた上での選択肢をたくさん持ってくる人がいいな、とも最近思うようになりました。なにか物事に対して、すぐ答えを求めてしまう人っていますし、こちらも「こうして」って言うことは簡単ですけど、それでは本人の成長にもならないし、新しい発想も生まれてこないので。
【八巻】
仕事をしていてのやりがいを教えてください。
【川村】
話していてわかると思うんですけど、すごい目立ちたがり屋なんですよね(笑)どうやったら目立てるかを考えて仕事をしています。これは悪いことをして目立つという意味ではなく、成績や数字を上げるなどして、経営陣に認められるようにって意味での「目立つ」です。「何かをやりたい!」というよりは、「自分が目立つにはどうしたらいい?」ということがモチベーションですね。
若いころは自分の「ブランド力」というか、自分が目立つことに専念をしていたんですが……今は部下を束ねる上司としての役割を全うすることで、経営陣に認められるように努力をしています。そこにやりがいを感じていますね。
【八巻】
荒井商事のことを知らない人に荒井商事のことを伝えるとしたら何を伝えますか?
【川村】
荒井商事に入社して18年経ちましたが、「この会社のことを嫌だと思ったことは一回もない!」といえる会社です。人目も気にせず大声で言えますね(笑)社長の前でも、「うちの会社が好きです」って言えます。嫌なところが全くないかと言われればそうでもないですが、やっぱり全部ひっくるめて好きです。福利厚生などの制度面的に居心地がいいのもそうですが、風土が好きですね。定年までこの会社で頑張って、必要とされる場所で力を発揮していきたいと思います。
【八巻】
川村さん、本日はどうもありがとうございました!