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インターンシップ生によるラジオ番組収録レポ

こんにちは。狩俣 辰幸(かりまた たつゆき)です。
只今就活中の大学3年生、主に商社業界を希望しています。現在は荒井商事株式会社にてインターンをしており、人事部のアシスタントとしてこのnoteの記事の執筆等に携わっています。

食と車を軸に幅広く事業を展開する荒井商事。今年で創立101年目を迎える、歴史ある総合商社です。当社では商社という枠にとらわれず、様々な取り組みを行っています。その一つが、ラジオ番組のスポンサーです。現在、荒井商事はインターFM897ラジオにて番組を持っており、今回は東京都品川区にあるテレビ東京天王洲スタジオでの番組収録ということで、私も現場に同行させていただきました。本記事では、その現場での様子をお届けします。

今回収録したのは「荒井商事presents World Music Cruise」。パーソナリティは音楽評論家の関谷 元子(せきや もとこ)さん。毎週日曜21:30~22:00、世界各地の都市を、音楽、言葉、観光など様々なカルチャーとともに紹介する音楽番組です。この日の収録は「ブラジル特集」。荒井商事ではブラジルの商材を多数扱っており、深い関係にある国です。この企画は当社より提案し実現しました。ゲストは駐日ブラジル大使のエドゥアルド・サボイア大使です。新型コロナウイルスの影響によりリモートでの出演となりましたが、興味深いお話をたくさん聞くことができました。

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スタジオに着くと、まずレコーディングルームに向かいます。パーソナリティの関谷さんと番組スタッフの方は本番開始まで準備を進められていました。私たちは番組の進行自体には関わりませんが、同じ部屋にて収録に立ち会いました。レコーディングの機材や音響設備等を間近で見るのは初めてで、とてもワクワクしました。
そして番組側・ゲスト双方の準備が整うと、いよいよ収録が始まります。今回は関谷さんとサボイア大使のオンライン対談形式となり、ポルトガル語通訳の竹原マルガレッチさんも交えた3名で番組は進められました。事前の台本に沿って関谷さんからの質問が続き、大使がそれに答える形で対談が続きます。

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サボイア大使には現地の観光名所や音楽、人種の多様性など、ブラジルの文化をいくつか紹介して頂きました。私が特に興味深かったのは、世界的に有名なリオのカーニバルについてです。大都市リオデジャネイロを中心に開催されるカーニバルは、派手できらびやかな衣装に身を包み、「サンバ」と呼ばれるダンスを踊ります。100年以上の歴史を持つこの大祝祭イベント、例年では2月~3月上旬に開催されますが、残念ながら新型コロナウイルスの影響で今年は延期となってしまいました。来年は無事開催できることを祈ります。

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番組の中盤には、日本人に知ってほしいブラジルの食べ物・飲み物についての話題となり、そこでブラジルの飲料水「ガラナジュース」が紹介されました。アマゾン流域で採れるガラナの実を利用した炭酸飲料のガラナジュースは、ブラジルではコーラ類と並んで国民的なソフトドリンクです。そして数あるガラナジュースの中のパイオニアであり、最も有名なブランドが「ガラナ・アンタルチカ」。実はこのガラナ・アンタルチカも、今年で100周年を迎えます!荒井商事では本飲料を輸入し、日本国内において独占販売をしています。ガラナに馴染みの無い方もいるかもしれませんが、主に在日ブラジル人の方たちの間で広く親しまれています。全国のスーパーや食品専門店で扱っている所も多いので、ぜひ探してみてください。ちなみに私は炭酸が苦手ですが、先日飲んだガラナは酸味が程よく美味しかったです。

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最後は大使のお薦めの曲、小野リサ「Bim Bom(ビン・ボン)」が紹介され、収録は終了。番組の制作スタッフが入念に準備を重ね、ブラジル大使館とのスケジュール調整を重ねた今回の収録は、無事に終わることができました。

実際の現場に身を置いて、荒井商事が行っている事業の一端を見ることができ、貴重な体験となりました。
このラジオでは他にも、当社が海外事業として商品販売に携わっているポルトガルやキプロスなどの国について放送しています。この記事を読んで興味を持った方、ぜひ番組も聞いてみてくださいね!