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「ご飯食べましたか?」で始まるあいさつ

家具はイケアとニトリのみ?意外と知られていない台湾の暮らしぶり

https://www.roomie.jp/2018/03/415552/

その中で台湾の外食の発展について書かれていました。それを裏付けるようにCNNの「グルメ旅の世界ランキング」では、台湾が1位で日本は5位。

1位 台湾2位 フィリピン3位 イタリア4位 タイ5位 日本

https://www.cnn.co.jp/travel/35066005.html

✳︎サムネの写真はこちらの記事から。

台湾グルメの基本は少しずつたくさんのものを食べること。台北市内には食べ歩きのできる通りが20前後もあり、古都・台南は食の首都とも呼ばれる。

台湾を歩いていると小腹満たしの美味しいお店がそこらかしこにある、ということ。
その秘密は次の言葉に実は隠されているのかな、と。


( chī fàn le ma)

(チー ファン ラ マ)

ご飯食べましたか?


中国語の「吃饭了吗?」は、相手の気分や状況を確認する言葉としてよく使われます。日本語で「いいお天気ですね」と“天気”を通してコミュニケーションを始めるように、中国語では“食”を通して相手とのコミュニケーションを図ります。

中国語コラム weblio中国語の勉強コラム

台湾だとこちらですね。

呷飽未(ジャッ バー ボェ)?

その昔食べ物がまだ充分ではなかった時代の名残として、「ご飯は食べましたか?」と相手を気遣うのが、あいさつとして残っているということです。

中華圏の人の食事は、誰かと食べるのが基本。

その誰かと会ったときに、いつでも食べられるように、道のあちらこちらで食べるところがあり、そしてあまりお腹がいっぱいになってしまうと、次に誰かに会ったときに食べられない。

なので「少しずつたくさんのものを食べる」。

そのおかげで、小吃(シャオチー)=小腹満たしの美味しいお店がいっぱい街にあふれていることになったんでしょうね。

日本でも食を通じてのコミュニケーション、これからもっと広がるといいなと思います。

こちらの記事もどうぞ>>

台湾震災チャリティー・カレーから考える「地域コミュニティ」と食の役割


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