藤井風(ふじいかぜ)くんを知っていますか?
「報道ステーション」で藤井風くんの特集
コロナ禍で、自宅待機が続くなか多くの人の心の支えとなった藤井風(ふじいかぜ)君のYouTube動画と、その岡山弁丸出し(失礼!)のおそらく自宅でのインタビューが、4連休最終日、藤井聡太二冠(18歳)と台風第12号の話題の、最後の最後に放映された。(この藤井違いや台風の話題はツイッターでもされていた。 #風待ち と表現されていた)
紹介されていたのは「帰ろう」という動画。
ああ 全て忘れて帰ろう
ああ 全て流して帰ろう
あの傷は疼けど この渇き癒えねど
もうどうでもいいの 吹き飛ばそう
「私のお葬式でこの曲を流して欲しい。」台灣からです。あまりにも素敵な歌詞のため勝手に中国語に訳させていただきました、と台湾の方が中国語に訳されていました。
啊 忘了一切歸去吧
啊 放開一切歸去吧
傷口雖然還隱隱作疼 渴望儘管還無法滿足
但都不重要了 拋開一切吧
「帰ろう」のYouTubeにコメント欄にはいろいろな言葉が並んでいた。その23歳とは思えない死生観、達観したモノの見方にみんなが感銘を受けていた。
エロスとタナトス
風くんの魅力はそうしたタナトスだけではなく、エロスが対極としてあるから魅力的なのだとおもう。
次の動画を見て欲しい。
2017/12/17 にアップされた動画。チャーミング。
2018/04/29 ではTaylor Swift。
2019/02/07 にアップされた動画。シティーポップが世界的な注目されているなか、Plastic Love - Mariya Takeuchi 竹内まりや cover。
自身のメジャーデビュー後のオリジナル曲「優しさ」のMVのメイキングを見ると、廃墟に佇むエロスとタナトスを感じることができる。
10月29日には日本武道館でLIVE
日曜日の楽しみのひとつである「関ジャム」に、藤井風くんが紹介されたのは、8月の終わり。音楽プロデューサーのヒャダインさんがSNS(TikTok、LINEミュージック)でバズったアーティストさんを紹介する流れで、藤井風くんを「数十年に1人の天才!?」と絶賛してから、1か月あまり。
10月29日には日本武道館で無観客ではなく、観客を入れたLIVEを行うという。
★ 自身初の日本武道館ワンマンライブ開催決定！
Fujii Kaze "NAN-NAN SHOW 2020 " HELP EVER HURT NEVER
2020年10月29日(木) 日本武道館
開場18:00 / 開演19:00 / 終演20:45予定
詳細▶︎https://fujiikaze.com/news/1404/
一般社団法人コンサートプロモーターズ協会の会長の中西健夫さんが、「報道ステーション」の特集の中でその覚悟を語っていたのがとても印象的でした。
大変な時期にデビューしちゃったけれど、みたいなことを風くんも語っていたけれど、
去り際の時に 何が持っていけるの
一つ一つ 荷物 手放そう
憎み合いの果てに何が生まれるの
わたし、わたしが先に 忘れよう
あぁ今日からどう生きてこう
「あぁ今日からどう生きてこう」かなと。今日のことを考えて生きるしか今はないのかなと。
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