レイ・ハラカミを知っていますか?
世界遺産に決定。文句無し。
細野晴臣さんの名曲「終りの季節」をカバーした「owari no kisetsu」。
矢野顕子さんが「世界遺産に決定。文句無し。」と、Yanokamiとしてユニットを組んだ相手。Yano =矢野顕子、Kami =reiharakami。
日本の音楽界のレジェンドであるこの2人と、浅からぬ関係があるミュージシャンがレイ・ハラカミ(reiharakami)。
レイ・ハラカミ(本名:原神 玲(はらかみ れい)、1970年12月10日 - 2011年7月27日)は、日本のミュージシャン。広島市出身[1]。京都芸術短期大学卒業。(wikiより)
くるりと京都とレイ・ハラカミ
矢野顕子さんがレイ・ハラカミさんとこのユニットの発端となったのは、2003 年くるりの『ワールズエンド・スーパーノヴァ』に収録されている「ばらの花」(remixed by REI HARAKAMI)を聴いた矢野さんが「すごい!」と思ったからだそうです。
鴨川沿いの京都市営バスに乗っていると、BGMにレイ・ハラカミが頭の中で再生されるのは、おそらく下のYouTubeの動画を見ていたからだとおもいます。
立命館大学の音楽サークル「ロックコミューン」出身で同級生だった岸田繁(1999年前期、産業社会学部卒)、佐藤征史(1999年法学部卒)、森信行(1999年産業社会学部卒)の3人で結成された。バンド名の由来は結成当時の京都市営地下鉄の案内板の矢印が「くるり」となっていたことから。(wikiより)
この京都市営地下鉄の案内板の矢印が「くるり」となっていたのが、ちょっとほっこりとした。
京都の街を照らす灯台
レイ・ハラカミさんは、2011年7月に脳出血で亡くなられている。享年40歳。
2011年にrei harakamiが他界したあとも、矢野顕子によってyanokamiのパフォーマンスは継続
「yanokamiが半分しか稼動できなくなって、いろいろ不便だ。しかしここでいじけているわけにはいかないのであーる。rei harakamiと作った音を聞いてくれ。でっかい音で聞いてくれ」〜 矢野顕子
白くほっそりとしたフォルムは海のない京都の街を照らす灯台をイメージ。
ポストコロナ禍の「終りの季節」に、レイ・ハラカミの浮遊感のある音は「ばらの花」のように、叙情的で美しい。
自分の作ったものをきちんと伝えてくれる相手、それが矢野顕子なんて僕がミュージシャンなら本望だな、と。
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