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【GRデジタル】街角をスナップするということ、コンテンツのサイズ感

最近GRデジタルにはまっている。

どこでも持ち歩けるサイズ感

2005年に発売された伝説のスナップシューター。街角の風景を切り取った「スナップ写真」を撮るため道具。その昔であれは、Leicaがそうだった。レンジファインダーと呼ばれ、街角の様子を切り取る。

ワイコンとファインダーも追加でつけた

フィルムカメラであったリコーのGRは憧れのカメラだった。そのデジタル版である初代GRデジタル(GRD)は、発売当初は高価で買えなかった。メルカリで見つけて6980円でゲット。格安、いやバカ安である。

スマホで写真が撮れるようになると、だんだん需要がなくなり、コンデジと呼ばれるものは衰退していった。マーケットが縮小されると、当然ながらSKUは減り、商品開発も行われなくなる。

いまは「動画」がはやりで、写真はストック写真からダダで手に入れることもできるし、動かない写真を撮って、インスタにアップするだけなら、スマホで事足りるというのが、現状の正しい判断だろう。

要は目的次第、というわけである。

その昔、BIGtomorrowという雑誌をやっていた時には、毎月「スナップ写真」を大量に敬意していた。読者からの声をまとめたページに掲載するためである。

#grsnapsというハッシュダグがある

編集部の電話に直接読者が電話をかけてきて。それを録音し文字起こしにすこしだけ整えて掲載していた。その時にこうしたスナップ写真を一緒に掲載していた。

動画はその流れる秒数分数だけのコンテンツのサイズがある。それに対して写真はほんの一瞬である。

動画が流行ってはいるが、果たしてそれだけの時間を消費するだけの価値が全てにあるだろうか。何かを伝えたいのであれば、瞬間を捉えたスナップ写真と、それをすこしだけ説明するテキスト(キャプション)で十分なのではないかと。

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