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DTMerが食べるべきものとは 1

久々の投稿です。一応音楽で生計を立ててている私ですが、いろいろと忙しくしておりました。

12月になると、今年一年何をやってきたか、みたいなことを考えるのですが、依頼がどかどかくるわけでもない私は、とにかく自分の曲をバンバン作って売るしかありません。というわけで今年も100曲超えしました

■大事なのは、体力

音楽の講師の仕事をしながらの創作の日々ですが、生徒にもいろいろおります。中には、重病を抱えながらプロを目指し頑張っている人もいます。精神的な疾患を抱えつつ、音楽をやっている時だけはなんとか頑張れる、というタイプの人もいます。音楽を志す人の理由は人それぞれですが、最近気になるのは、殆どが「不健康」であることです。

音楽活動とは、継続することが第一です。1曲や2曲作った程度で社会が認めるわけもなく、多産であることが成功の条件となります。クオリティよりも、曲数の方が重要である、と言い切って良いでしょう。作り続ける事、公開し続けること、継続。これが最も優先されるべきです。今日も、明日も、3日後も、一週間後も一年後も音楽家であり続ける。その為に必要なのは、やはり「健康」であると思うのです。

私は食べる事が大好きです。美味いものを食べるのが大好きです。それが人として当たり前の事だと思っていたのですが、どうやらそうではない人が多いようだ、と感じていて、とても不思議に思います。

え、みんな、美味しいもの、好きじゃないの?

美味しいものはみんな好きなはず、という概念が崩れたのは、私自身が痩せ始めた時期からです。私も今でこそ、Mサイズが普通に着れる体型となりましたが、たった3年前はとてもとてもそんなことは夢のような話でした。肥満です。立派な肥満。未だに、年に一度程度しか会わない人には「痩せたねー」と言われます。まぁー、よっぽどおデブちゃんのイメージだったんでしょうねー。それ、去年も言われましたー、って思います。肥満だった頃の私の食べているもの、を考えると、何故あんなに美味しくないものをせっせと食べていたんだろうか?と不思議に思います。全く美味しく無いものに高いお金を出して食べている。それこそが、肥満の原因だったわけです。

美味しいものを食べてないから太る

食べるものって、たくさんあります。世に溢れています、コンビニに行けば、ありとあらゆる食べ物があります。もちろんその中にも「美味しいもの」「美味しくないもの」があります。初めて食べるものは、食べてみなければ美味しいかどうかわからない。なので「新商品」は実に魅力的です。美味しいかどうかわからない。でも、そういうもので「これは新しいおいしさだ!」というイノベーションは殆ど起こりません。期待して食べてみたものの、それほどのサプライズが有るわけでもなく、なーんだ。これだったら、いつも食べているアレにしておけばよかった。とがっかりするのです。そういう行為の連続が、結果的に太る。皮肉なことに、美味しく無いものを食べて太るのです。

美味しいものは飽きるという誤解

美味しいものは高い。美味しくないものは不味い。この、ありふれた「一般常識」は、完全に間違えているのです。私達が日々口にする「食事」は、特別な事ではありません。本来、栄養さえ偏らなければ毎日同じ食事でも生物学的には問題ないはずです。現に何十年も全く同じメニューを食べて、大成した人の声をよく聞きます。その人に誰しもが質問します。「毎日同じメニューで飽きないのか?」

私はこの3年間、毎日豚汁を食べてきました。毎日です。一年365日もあれば、イレギュラーな事もありますが、年間355日くらいは豚汁とご飯です。もちろん、ご飯と豚汁だけではなく、それ以外に一品あります。豚の生姜焼きとか、ちょっとした唐揚げとか、そんな感じです。豚汁がベースなので、絶対的に和食になります。自宅でパスタはこの3年間食べていません。この生活をしていて、酷く思い知らされたのは「美味しいものは飽きない」という事でした。

モチベーションを維持する食事、とは何か

この3年間、毎日飽きもせず創作に打ち込んできました。まだまだやりたいことがあります。この場合、できるかできないか、ではなく、やりたいかやりたくないか、です。このモチベーションの継続を支えているのは食事なのかもしれないと思い始めています。

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