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天文ガイド7月号に記事掲載

6月に入って暑い日が続いていますね。6月5日に発売された天文ガイド7月号には2本の記事を書かせてもらいました。

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1つ目は、はやぶさ2関連の2ページの記事。これは5月7日にアメリカの科学雑誌Scienceに掲載された研究論文の内容を中心にまとめました。この研究論文は、リュウグウ表面の画像解析からリュウグウの進化史がわかってきたというもの。画像解析だけで、小惑星の経歴がある程度推測できるのだからすごいことですよ。

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そして、2つ目は、インターステラテクノロジズのMOMO5号機の打ち上げ延期を伝える1ページの記事。大樹町からの打ち上げ自粛要請は、民間企業の責任範囲を大きく越える部分にも、企業が責任を取るようにと言っているように聞こえたもので、その疑問を中心にまとめました。

インターステラテクノロジズは、5月2日にクラウドファンディングを立ち上げ、たくさんの人たちから大きな支援を受けました。そして、今月に入って話が急展開しました。MOMO5号機を6月中に打ち上げるという発表があったのです。人が集まらないようにするという観点から、打ち上げ日時は前日に発表ということで、詳しい日時は発表されていませんが、6月の打ち上げは決定し、その準備に入っています。

雑誌が発売されることに、既にその次の動きが発表されて、スピード感を感じると共に、月刊誌の限界も感じます。6月に打ち上げが決まったのは、大樹町のサポートが大きかったといいます。今回の出来事で、大樹町との絆がより深くなったのだとしたら怪我の功名というか、よかったですね。MOMO5号機の打ち上げが成功すすれば、今後のロケット開発にも弾みがつくことでしょう。成功することを祈っています。

天文ガイド7月、よかったら読んでくださいね。


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