見出し画像

なぜ美容師は嫌われてしまうのか?

今回のテーマは
お客様との信頼関係のお話です。

攻めたタイトルにした思いも汲んで頂き
読み進めて頂ければと思います。

さて、お客様と信頼関係を築く為に
あなたが日頃やっていることはあるでしょうか?

あなたがお客様に、好かれようとしていること
ではなく、信頼関係を築く
というところに
フォーカスした行動というのは
意外と誰も教えてはくれません。

もしあなたが、お客様に好かれようとして
おしゃれに気を配り、センスの良いアクセサリーや
ブランドの小物をいくら身につけたとしても
お客様との信頼関係を構築していくのは
至難の業でしょう。

あちこち破れている服を着て
「これがおしゃれですから」と主張してみても

それがお客様に求められているかどうか?を
判断するのも、また困難を極めます。

特に高単価を支払って下さる40代以降のお客様は
おしゃれよりも、清潔感を求められていらっしゃいます。
そして、おしゃべりよりも、価値の高い情報を求めておられます。
ありきたりな会話なら、ないほうがいいと思っておられます。
ただ愚痴を聞いてほしい方もいらっしゃれば
一緒に問題解決を手伝って欲しい方もいらっしゃいます。

マンツーマンサロンだからこそ
この細かな要望に的確にお応えする為には
やはり空気を読む力がとてつもなく大切です。

これも一朝一夕には手に入れられない力ですが
自分がしてあげたいこと、自分がどう思われるか?
ではなく

どうすればお客様が笑顔になって下さるか??

これがとてつもなく大切です。


ただ気まずいから、天気の話をしたり
このあとの予定を聞いたり
聞かれたくもないプライベートな質問をされると

それは誰だって嫌なハズです。

アパレルショップに行って、入店直後に
スタッフの方から馴れ馴れしく声をかけられ
直ぐにそのお店から出た経験がある方なら
分かって頂けると思いますが

美容室での会話も、それと等しく
お客様に嫌がられます。

そして、そのお客様は気の毒にも
すぐにお店を出ることは出来ずに
美容師から投げかけられる
話したくも、聞きたくもない内容を聞かされ
ヘアースタイルも望み通りにならず
疲れてお家に帰ってしまわれるのです…

これではお客様にリピートしてもらおうというのは
まず無理ですよね。


先ずは、清潔感のある服装を心掛けること。
美容師が思っているおしゃれは
お客様に求められていないし
お客様から信頼を得られません。

私は白のワイシャツに、黒パンツ。

このスタイルで5年貫き通してきましたが
まだまだこのスタイルで貫くつもりです。


会話のボキャブラリーを増やすためには
自分の価値観の外の人間と会ったり
普段読まないような本を読んだり
語彙力を鍛え、物事の視点を
一つでも増やすことが
美容師には欠かせない一つの行動だと思います。

レッスンも勿論大事ですが
もっと大切な事があります。

お客様の笑顔を基準に物事を考え
自分のことを一旦横に置いて行動すること

お客様からの信頼を得る
最短ルートだと思っております。

1人で独立する美容師さんを全力をサポート致します! 共に楽しく働ける環境と業界を創り上げていきましょう!