見出し画像

続・やられたと感じる映画が好き

”やられた”と感じる映画が好きで、そんな映画を紹介する続編

今回は『ナチュラル・ボーン・キラーズ』

『ナチュラル・ボーン・キラーズ』(原題:Natural Born Killers)は1994年製作のアメリカ映画である。監督はオリバー・ストーン、原案はクエンティン・タランティーノ。行く先々で殺人を繰り返すカップルの逃避行を描いたバイオレンス映画。欧米各国で年齢制限公開や上映禁止となり、話題を呼んだ。フィルム、VTR、アニメ合成など、MTV風の目まぐるしく移り変わる映像が特徴。ヴェネツィア国際映画祭の審査員特別賞を受賞した。

(参考:Wikipedia ナチュラル・ボーン・キラーズ

原案はタランティーノ、原案というだけあってタランティーノの脚本から大幅な変更があった模様だが、タランティーノっぽさを感じる映画

この『ナチュラル・ボーン・キラーズ』の何に”やられた”かというとタイトルの通り、”生まれつきの人殺し”のカップルなのにそんな二人に魅了されてしまって、観終わった後に振り返ってみると、あれだけ”二人の愛”を応援していたけど、あの二人、何一ついいことしてないではないかと、現実に戻る瞬間に”やられた”と感じるこの映画

実際に、この映画の影響で模倣事件も多発した模様

映画のようなカップルの模倣犯は各地で多発した。特に1995年に、犯行前に同作のビデオを繰り返し見ていた若者カップルが、ミシシッピ州とルイジアナ州で次々と発砲した事件では、銃撃を受けながら助かったコンビニ店員の女性パッツィ・バイヤースが、監督のオリバー・ストーンと映画会社のタイム・ワーナーに対して、犯罪を誘発したとする損害賠償の支払いを求める訴えを起こした。この銃撃事件で友人を失ったベストセラー作家のジョン・グリシャムがアドバイスしたのであった。1999年、最高裁は訴訟は可能であるとの判断を示したが、2001年3月、オリバー・ストーンらに暴力を引き起こした明白な根拠はないとして、訴えは棄却されている。

(参考:Wikipedia ナチュラル・ボーン・キラーズ

日本が銃社会でなくてよかったと思わされる事件だが、”エモい”と思わせる演出が随所にあって、映画に引き込まれる気持ちも少なからずわかる気もする

この”エモい”と感じさせる映画は、”やられた”と感じて好きになる映画とは違うタイプとして、好きな映画が自分の中で派生していくことになったのだが、今思えば、この『ナチュラル・ボーン・キラーズ』が初めて好きになった”エモい”映画でもあったであろう

この映画には大好きなMCUの象徴的存在である若き日の”ロバート・ダウニー・Jr”が嫌なヤツで出てるのもおもしろい

DVDを昔持っていたが子供が出来て大きくなる頃に手放した、子供がみんな分別のつく年齢になった頃に再び手に入れようと思ってる

この記事が参加している募集

#スキしてみて

527,181件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?