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最近の記事

ある一つの悲しき共通点

その昔、地元の友人達といつものたまり場(野外)で寒い季節に集まっていた時のこと。 長時間、その場所にいると座りたくなってきて、そこにあるベンチや地べた、段差のあるところなどに座りだすこともあるのだが、僕と伊藤が座っている時、誰かが僕たち二人の座り方について指摘をしてきた。 伊藤のことはこちらの記事で 二人とも閉じた膝を両腕で抱えこんだ状態でお尻を地面から浮かせて座っている。その座り方について指摘された。 説明では、わかりにくいかも知れないので図を添えてみる。

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    • 伊藤:オリジン

      地元の小・中学校時代の友人とは今でも交流がある。その中の一人、伊藤について今回は書いてみる。 今では伊藤という人間はとても面白く、伊藤らしさを存分に感じさせる伊藤の話を伊藤がするだけでおもしろい。だが学生時代は今のようなタイプの人間ではなかった。 伊藤は高校受験に失敗し定時制の高校に通うことになったのだが、1年目で留年してから、高校に行かなくなった。それから伊藤は人との交流を図ることも億劫になっていき、今ならば引き籠もりという肩書きが与えられていたはずの人間になっていた。

      • サンタのいらぬ気遣い

        もうすぐクリスマス。 以前、結婚生活を送っている頃、元嫁のお母さんがクリスマスを挟んで数日間うちに来ていたことがあった。 子供達はまだサンタの存在を信じている年頃で、サンタさんがくれるプレゼントを楽しみにしている。 プレゼントに何を欲しがっているのかは、例年通り、元嫁からリサーチ済みだったので子供達にはバレないように数日前からプレゼントを用意していた。 そして、イブの夜中にプレゼントを子供達が寝ている部屋とは別の部屋に並べてセッティングし、クリスマスの朝を迎える。プレ

        • 勝手にしてくれ

          定年となり悠々自適に生活する親父が、僕がまだ結婚生活を送っていた頃、当時、住んでいた家に突然やってきた。 『家に入れない鍵を変えられた』 僕の母親が家の鍵を変えた事実は理解出来るが、母親の思考については理解したくなかったので、とりあえずここにいればいい。という話しを親父にした。 あまり母親に関わりたくもなかったのだが、一応、実家に電話をするが出ないので留守番電話に、親父がうちに来ていることを留守番電話に残しておいた。 親父に一体、何があったのか確認しても何もわからない

        ある一つの悲しき共通点

          鍼の試練

          一時、肩こりや中々とれない疲労に悩まされ、鍼灸に通っていた。 元々もっている人間本来の力で、自己治癒していく力を高めるほうがいいと思い、鍼灸を選んだ。一回行くと、気になる症状の効果的な部位に八本の鍼をうたれる。 その日はとれない疲労に対して、鍼がうたれる。 うちおわってから、鍼灸師の方にうたれた状態について変化などないか質問される。 質問に答えられない。 左右のあごの付け根の部分にうたれた鍼によって、あごが動かないのである。これはなんの試練で、この試練の先に与えられ

          ほろ苦いと感じる映画が好き

          ”やられた”、”カッコイイ”と感じた映画を紹介したシリーズ、今回は”ほろ苦い”と感じた好きな映画を紹介します 今回は『探偵はBARにいる』 『探偵はBARにいる』(たんていはバーにいる)は、日本の探偵映画のシリーズ。大泉洋・松田龍平主演。東直己の推理小説シリーズ『ススキノ探偵シリーズ』を原作とする。第1作『探偵はBARにいる』が2011年、第2作『探偵はBARにいる2 ススキノ大交差点』(たんていはバーにいるツー ススキノだいこうさてん)が2013年、第3作『探偵はBAR

          ほろ苦いと感じる映画が好き

          松田優作に憧れて

          子供の頃、松田優作が大好きだった 太陽にほえろ、俺たちの勲章、そして探偵物語、どれも強く印象に残っているものばかり 以前、市場で勤めていた時、市場でブラックレインのロケが行われた マイケル・ダグラスと小野みゆきは見ることが出来た、だが、松田優作を見ることは出来なかった 映画を見たがそもそも市場で撮影するシーンがなかったようだ 本当に松田優作に憧れ子供の頃から かっこよく走る 高いところから飛び降りる 自転車で階段を降りる そんなことをよくしていた、そして、今

          松田優作に憧れて

          年とともに

          年を取ると激しい感じの音楽が聴けなくなる なぜなら鼓膜が硬くなるから 鼓膜に伝わる振動によって音を認識するが、鼓膜が硬くなることで振動自体に負荷を感じ、若い頃には難なく聴けていたロックよりJAZZが聴きやすくなると聞いたことがある これって肉体的な部分だけでなく、精神的な部分でも年とともに硬くなって柔軟な捉え方やあらゆる角度からの見方なんかが出来にくくなっていることはないだろうか SNSを見てるとそんなことを思うことが多々ある

          クセが強い

          昔、寮に住む看護師さんと付き合っていた その寮は1~3階はファミリータイプの間取りで病院の勤務医が家族で住んでいて、4階~最上階まではワンルームで看護師さんが住んでいた 1階の入り口には管理人室があって平日の9時~17時までは寮母さんと呼ばれる管理人が常駐しいている、そんな寮のワンルームが彼女の自宅 寮に関係のない人間は無論、寮に入ることは禁止されていたが、寮母さんが不在となる時間帯には、ほとんどの看護師さんの家に彼氏が入り浸っていた 僕もそのうちの1人 ある日の夜

          新・カッコイイと感じる映画が好き

          ”カッコイイ”と感じる映画が好きで、そんな映画を紹介する第三弾 何も変わってないけど、”新”とつけてみました ジョン・ウィックシリーズがカッコよくて大好きです 見所はやはり『ガンアクション』を『カンフー』を組み合わせた『ガン・フー』という造語で表現されるアクション この『ガン・フー』、銃のGUNとKUNFU(功夫)を組み合わせた造語です。そもそもの成り立ちは、1980年代後半。今ではちょっと懐かしい名前となってしまったジョン・ウー監督『男たちの挽歌』から連なる香港ノワ

          新・カッコイイと感じる映画が好き

          長女の名前に込めた思い

          長女の名前は初めての子供ということもあって、結構な長い時間をかけて考えた しかしあるとき、ある洋画の出演者を見て、これからはグローバル化が進む時代だから、海外でも親しみのある名前にしようと、その出演者の名前の一部をとって名前にした この名前なら呼ぶときに呼びやすくなる二文字の『○○』と呼んでもらえるし、自分で言うのもなんだが、すごい、いい名前だなと思った、実際、周りからも評判が良かった そんな思いがこもった長女の名前、小学校にあがり高学年になった長女はこう呼ばれていたこ

          長女の名前に込めた思い

          続・カッコイイと感じる映画が好き

          ”カッコイイ”と感じる映画が好きで、そんな映画を紹介する続編 今回は『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.2』(邦題はVol.2ではなくリミックスだが個人的に好きではないので使用しません) 僕が大好きな”マーベル・シネマッティック・ユニバース”、MCUシリーズの映画であり、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』の続編 MCUシリーズは大好きですが、それまでになかった反応を『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.2』でしてしまうことになります それは”泣く

          続・カッコイイと感じる映画が好き

          カッコイイと感じる映画が好き

          いくつかある自分の好きな映画の種類で、”やられた”と感じる映画を紹介したが今回は”カッコイイ”と感じる映画のことを紹介してみる ところで、この”カッコイイ”という表現、今なら”エモい”、少し前なら”イケてる”、遥か太古の時代では”ナウい”など、どう表現するのが適切か考えてみたが、時代に流されないシンプルな表現である”カッコイイ”を使うことにしました 僕が”カッコイイ”と感じるのは「アクションよし」、「音楽よし」、そして、「心震える」、これらが揃った映画で、”やらられた”と

          カッコイイと感じる映画が好き

          鬼滅の刃とナマコに刃

          ”鬼滅の刃”が映画『無限列車編』公開で再び話題になっています ここまで話題になっている”鬼滅の刃”ですが、連載していた『週刊少年ジャンプ』を毎週購読していた僕は、あることで抵抗感を示し鬼滅を連載当初は読んでいませんでした それは、圧倒的な画力不足 僕はストーリーもさることながら、画力でも引き込まれたいほうなので同じジャンプなら”Dr.STONE”が好みです 鬼滅を最初見た時に感じた画力不足に抵抗を感じていたことは、他の読者も同様に感じていたことで、連載当初は打ち切りを

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          HSPを公言する人に思うこと

          先日、こちらの記事で共依存のことについて触れ、その中でずっと自分の中でモヤモヤしているHSPのことについて、いつか記事にすると言っていたので、今回、HSPについて書いてみる あくまで言っておきますが、この記事はHSPを否定するものではないことをご理解頂きようお願い致します

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          マリオと息子

          息子が小学校に上がる前の頃、我が家にWiiUがやってきた、ソフトは王道のマリオを購入し、子供たちみなで盛り上がった ある日、息子がマリオを一人でやっていて、初めてのゲームにそれはもう時を忘れ無我夢中である 1プレイを終え、持てるエネルギーを全て出し尽くし、燃え尽きた感のある息子 僕は労を労うように息子の横にソファーに腰掛けた 冷たっ!!! ゲームをしている間、ゲームを止めるタイミングを失いトイレに行けなかった息子は、ソファーの上に全てを出し尽くしていた ポーズボタ