綺麗すぎて緊張するから

そんな言葉やそんなどうでもいい褒め言葉を何処かへくれる人達が好きだ。どうでも良いほど好きだ。

どうでも良いから好きなのだ。それ以上でもそれ以下でも無く、そう口にする彼等から読み取った情報は混じり気がない上っ面だけだから。 簡単で綺麗。


そんな事もどうでも良いんだけど。

捻くれた書き始まりから少しは真面目に書いてみよう…。

綺麗過ぎて緊張して、下手すれば涙が出るほど心を揺さぶってくれるモノに出会うと私は目が回る。酷いと後頭部が重くてダウンする(影響されすぎ)。感動の情報量が多過ぎて私の思考を停止させて丸呑みにしてくれるような絵画や詩や映像。または景色か、滅多に見れない生の人間の爆発した感情。

具現化して魅せる彼等はすごいネ。

映像作品だと「愛に関する短いフィルム」や「ボーイミーツガール」なんて大好き。

愛に関する〜の女性が持ったミルクが零れ落ちた瞬間に、同じく彼女も溢れてしまっただろう姿なんかグサッと刺さるよね。キェシロフスキ監督の色彩や陰影やら、こういう細かな投影…美味である。ウィリアムブレイクの詩が似合いそう。

全然話違うけど、トリコロール3部とかデカローグのコンプリートボックスが真面目に欲しいんだけど…

ボーイミーツガールはカラックス監督だよね?

穢れた血、ボーイミーツガール、ポンヌフの恋人の3作で出来上がる調べ。この作品のシェイクスピアが好みそうな悲劇感や息遣い窮屈さと自由さにいつも美を感じる。

日本だと「世紀末の詩」というドラマがあるけど何故DVD売ってないのでしょうか。こんな素晴らしいのに!!

簡単に言うと、人生が詰みました!って局面で出会ったおじさんと青年が愛について考える作品。

様々な愛の形を1話ずつ出すけど、これも違うねー。近いけど違うーなどなど、愛を形容する言葉や形を探して心の冒険をするわけです。

サンタサングレでも今日はみようか…

本当は本が読みたいのに、近所の本屋が全部潰れて、最短が一駅先という笑えない街に住んでいる。。

安吾、遠藤周作、ボードレールとか好きです。

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