お産の優位性…視覚
先日「心が躍る生物教室」という番組をいていて、思い出したこと。
視覚障害の方のお産に立ち会ったときに、視覚や聴覚が不自由な方のお産は、ある意味視覚や聴覚に問題のない人のお産に比べて、とても楽にいくなぁ~と。
それは、どういううことかと言うと、
まず、視覚障害がある場合、お産になった時に
見えない、あるいはぼんやりしか見えないときに、視界に観る必要のないものが入らない。
見える人の場合お産の方の視界に気になるものがあると自分のお産に向いていかないことがある。
それは、お産の時にご夫婦で相談して、誕生のときを動画や写真に収めようと設置したりスタンバイしていたりすると、カメラが気になってお産が進まなかったりする。また、気になる人が眼の端にいたりしても同様なことがある。
あえて、視界に入らないように、あるいは見ないように意識を本人がするか、周りが配慮しなければならない。
しかし、視覚が不自由な人は見えない分ほかの感覚を研ぎ澄ましていく。その時に、必要のない声掛けをすることがなければ、自分の身体の変化に集中していける。時に、手で自分の身体(特に会陰を)に触れ、その感覚によって自分の身体が傷つくことなく赤ちゃんを産みだすことができる。
これは、視覚障害のある方のほうが、お産の時にはとても優位に働く。
赤ちゃんが生まれたときも、耳を澄ましたそして赤ちゃんの匂いを嗅ぎとってそしてじっくりと触っていく。そして、赤ちゃんはお母さんの胸に這い上がってくる。とても、動物的で、他の介入の隙間がない。見えないことにより、赤ん坊の父親がどこにいても気にならず、ほかの人の姿が目に入らないので赤ん坊に集中できる。
では、聴覚障害の方のお産はどうだろうか?
それは、明日。。。
聴覚障害の方のお産の話も!!!お楽しみに♪
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