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Vol.2 オンライン授賞式に参加

 2022 年8月21日に開催されたオンライン授賞式は、各作品の講評と主催者側のコメント、主催者が開催している「えほんのがっこう」の案内のほか、大賞、審査員特別賞以外で出版を果たしたかつての受賞者の話など、総じて言うと「未来の絵本作家になるためには」という、出版セミナーのような内容でした。
 
 ちなみに、私の作品に関するコメントは、「メッセージ性が強く、読者の共感を呼びそうなストーリーです。海と空が溶け合っていく場面など、美しい絵がつくと心に残る作品になると思います。ぜひ絵本として手に取りたいです。」との内容でした。
 「ここをもっとこうすると良くなるでしょう」みたいなコメントが多かった中、結構、作品の完成度を評価してもらっているのかな、と、この時点では、のほほんと思っていたのですが(笑)。
 第9回作品に関する全体の講評でも、「絵本のストーリー部門のレベルアップがすごかった。文章だけでぐっと引き込まれていく強い作品がたくさんあった」といったコメントがあがっていたので。
 
 ただ、この日は「明るい未来の話」ばかりで、私の知りたかった「費用」や「支援内容」に関する話はまったく出てこず。「著者が積極的に販促計画を立てる必要性」といった話は強調されていましたが……。
 
 別ルートで、企画担当の方から一度打合せしたい旨、何度か連絡をもらっていたので、8月下旬に本社におもむき、話をすることになりました。
 関連出版社である「みらいパブリッシング社」があるのは、東京は高円寺の駅前にあるビル。高円寺と言えば、昔、よく通ったフラメンコの店があった街。少し懐かしい思いを抱きつつ、足を運びました。

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