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ブレーカーが落ちないように。

 明日は、今リフォームしているラシェスタE棟の電気切り替え工事があります。何のために、何を切り替えるのかというと、エアコンなどの電気設備を追加してもブレーカーが落ちないように幹線やケーブルなどを太いものへ切り替えます。
 ことの発端は、2台目のエアコンを付けたいと思ったとき。これまでは2LDKの部屋でもリビングに最低限のサイズのエアコンが付いているだけでした。北国・盛岡ですので、夏場は日中だけエアコンがあれば良かった、これまでは…。
 しかし最近は本当に暑いです。寝室にもエアコンが欲しい。扇風機で凌ぐという手もありますが、寝苦しいし熱中症も心配。小さな子供などがいれば尚更です。寝苦しさを我慢して寝ても疲れが取れませんし…。そこで2台目のエアコンを付けようと決めました。

 しかし、そう簡単な話ではありませんでした。エアコンを選んで設置業者様に頼んで付けてもらえばいいというだけでは済みません。なぜなら、エアコンは特にお部屋が冷えるまでの立ち上がり時に大きな電流が流れます。それに対して、30Aが上限の今の仕様では、2台目エアコンなしの今の状態でおそらくギリギリ。もう30年も前の物件ですから、そこまで色々な電化製品が接続されることなど想定されていません。竣工当初はエアコンは付いていませんでしたから。
 そのままエアコンを追加すると、ブレーカーが落ちる可能性がある。そして、今後も長く物件を使っていくのであれば今のギリギリの電気容量の状態ではいずれ限界くるし、入居者の方にとっても不便。

 具体的に行うことは、電柱から建物や電気メーターまでの幹線やケーブルを太いものにしています。そして室内は少し工夫を。分電盤から先の室内の配線は30Aでギリギリのサイズなので、このまま50Aとかにすることはできません。容量オーバーになってしまいます。そこで室内の配線はそのままに、エアコンなどの追加設備は別系統で配線をしました。少し細かい話ですね…。

 そして2台目エアコンが設置できるようになったことをいいことに、今度はリビングのエアコンも寒冷地仕様で大容量のエアコンにすることになりました。お部屋のサイズによっては今までのままでも問題ないのでそのままのところもありますが、2LDKの部屋に関しては電気工事をしていきます。


 明日切り替え工事をするラシェスタE棟の101号室が今リフォームを進めている部屋です。近いうちにリフォーム内容をお伝えしたいと思います。8月下旬〜9月初めに入居可になる予定です。
 ほか、プラドD201はリフォーム済み、入居募集中になります。冒頭の写真はプラドD棟のものでした。noteの写真内見やYouTubeの動画内見がありますので、ご覧いただいてご興味もっていただけましたらお問い合わせお待ちしています。


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