【書評】新 作業療法の源流


要約すると(1分間要約)

19世紀~20世紀までの道徳療法の重要論文がまとめられた本です。
昔の方たちがどのような考えで治療を行っていたかが感じられる本です。

どのようなことが分かるのか?

19世紀~20世紀、どのように道徳療法がおこなわれていたかが書かれています。(ただ、ピネルについては載ってないです。序文より。😢)

※医学的な情報は古いので参照しないように。

有名どころでは、ベンジャミンラッシュ、サムエルテューク、アドルフマイヤー、ヘルマンジモン、ダントンとか。
日本なら呉秀三とか。
(ただ、日本語の論文は昔の文体のものもあるので英語を翻訳したものより意味が取りずらいものもあります。日本人なのに日本語が理解しにくい部分もあります。)

こうやって昔の論文をみると、よく聞く農作業や工芸以外にも色々な活動を行っていたことが分かります。

また、有名な方たちがどのように考えて行っていたかが読み取れます。

まとめ

学校の教科書や授業では一般的な特徴ぐらいまでしか習うことはないかもしれませんが、この本は、初期の方々の考え方に触れる機会を与えてくれます。

絶版になっているのが非常に惜しい本だと個人的に感じています。


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