見出し画像

物価、とりあえずフランスのストラスブールで

クリスマスシーズンのドイツ、フランスを訪れていますが、感じる物価について。1ユーロ120円くらいのヨーロッパに来たこともあるので、現在の1ユーロ160円台の為替はなかなか厳しいものがあります。旅行中ですので、日用品の物価についてはよく分かりませんが、幾つかの値段、料金についてお伝えします。(換算は1ユーロ160円くらいで概算しています)

例えば路面電車の料金、フランスのストラスブールでは一回券1.90ユーロ、300円。3日間有効券10.40ユーロ、1700円。日本で路面電車に乗るよりたぶん高いですね。約70キロ離れた町への片道料金が15.40ユーロ、2,500円。各駅停車ではない急行ですが、これも少し高いような気がします。

カフェでカプチーノを飲むと、1杯4.30ユーロ690円。ふつうのコーヒーが3.20ユーロ、510円。少し高めでしょうか。スーパーマーケットに行って、水1.50ユーロ、240円。トマト1個0.27ユーロ、45円。一番安いティシューが一箱0.79ユーロ、130円。卵6個で2.22ユーロ、360円。卵1個60円は高いなあという感じです。

クリスマスマーケットは日本の縁日の屋台みたいなものなので、一般的には高いと思います。細かくしたじゃがいものカリカリ揚げ3個で、8ユーロ、1,300円。マッシュルームのクリームソース煮も8ユーロ、1,300円。ジャガイモとヴルスト(ソーセージ)を炒めたものも8ユーロ、ちょっと高いですよね。

それから風物詩のグリューワイン、ワインに香辛料を入れて温めた飲み物は、だいたい5ユーロ、800円。容器のデポジットは2ユーロから5ユーロの間。ホットチョコレートは私は飲みませんが、4ユーロ650円が相場のようです。

先ほど持ち帰った買い物が写真。パン屋で買った大きなクロワッサン、1.50ユーロ240円。スーパーマーケットで買ったインスタントのカプチーノ粉末が8本入りで3.40ユーロ、550円。道端の焼栗屋さんの焼栗が、十数個入っていて3ユーロ、480円。

イメージとしては、1ユーロ100円くらいなら過ごしやすいだろうな、いっそそう思ってしまえ、などと考えています。もしそれであれば、路面電車190円、屋台の食べ物800円、焼栗が300 円、ワインが500 円。だったらいいなあ、と思います。

何しろ屋台を含め、ほぼ9割がクレジットカードで買える社会。ほとんどの店がワイヤレスのカード精算機を差し出してくれます。カード支払いの一か月後が怖い!と思いつつ、カードでいい?とすぐに訊いています。

食事も夜だけはちゃんとしたレストランで食べようと、事前に予約しています。ただ、食事は量が多いので2人で1人前か1.5人前くらいのオーダーしかしません。それにビールを1杯ずつ飲んでからワインを場合によっては1ボトル。

これで60 ユーロから95ユーロ、約10,000円から15,000円。これがひどく高いかと問われると、何だかそうでもないような気がしています。まあできれば1ユーロ100円で6,000円から9,500円で食事ができれば理想ですが、それだけの円を支える国力が日本になければ仕方ありません。まずは今を楽しみます。

いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集