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商品コンセプトを詰めてみた。

暑中お見舞い申し上げます♪
毎日本当に暑いですねー あいさんはいかがお過ごしですか?
私は、息子の夏休みの開始と同時に、とてもバタついておりです(毎年のことなのに、いつもこの時期バタバタしてしまいます 涙)
しばらくは試作が思うように進められない日々が続いてしまいそうなのですが、そんな中でも思考だけは整理しておきたいと、今月初旬の作戦会議で、私がお話ししたことを、まとめ直してみました!
こんな内容、意味通じますかね?どう思われますか??
↓   ↓   ↓

まずは、チャイナドレスからのアレンジのお話。
試作してみたのものの、なんだかイマイチ
エプロンとして洋服の上から着るようにするには、ゆとりが欲しいと思い、
・襟ぐりを広くする。
・袖をなくし、袖ぐりも広く、深くする。
このような変更を、以前試作したチャイナドレスに加えてみたのですが、これだとベストみたい。シャツのように1枚で着るものならば、ありかもしれませんが、そうでない場合はちょっと微妙かな… 特に後ろ姿が素敵でないなと思ってしまいまいた。

ここからどう変えていくのか?
そこを考えていくには、このあたりでコンセプトをしっかり固めないといけないなと思いました。
これまで「旅」をテーマにするということまでは話をしてきましたが、具体的な商品のコンセプトはまだ詰めてきれていませんでしたよね。
この部分は、D2C的な考え方で、私たちが今後発信していこうとする背景や価値観ともリンクさせる必要があるので、とても重要になると思います。

これまであいさんとお話してきた中で、コンセプトの核になりそうなワードは、やはり「旅」、それから「あると毎日が楽しくなる」だなと思いました。
そこから考えていくと…
私たちにとって、「旅」といえば海外!海外旅行はテンションが上がりますよね。そこは一致していたかと思います。
でも、海外在住だったり、海外とのやりとりがある仕事をしていたりという状況にない私たちは、海外の情報を一次情報として得られるわけではない。そのような中で、海外への旅をテーマにアウトプットをし続けるのには、ちょっと無理がありそう。
であれば、「旅」自体でなく「旅に出たい気持ち」や「旅に通じる開放的なマインド」みたいなものにフォーカスし、「日常の中でのワクワク度を高める」「テンションを上げる!」という捉え方で、アウトプットしていったらどうかな、と思いました。その中には、もちろん海外旅行の要素も含まれてよいと思います。
こう考えていくと、「あると毎日が楽しくなる」というところにも、自然と繋がっていきますよね。

そんなところから、私が導き出したエプロンのコンセプトは、
『華やかで軽やかなリゾートドレス風エプロン』
これを身につけることによって、
・旅先の街角に立っているような、開放的な気分になれる。
・旅に出たくなるような、ワクワクした気分になれる。


商品設計としては、
1. ギャザーやフリルをふんだんに取り入れた、ロング丈のフェミニンなエプロン。
2. 民族衣装風の生地やデザインを取り入れ、異国情緒をプラスする。
3. 実用性はデザインの邪魔をしない程度に付与する。


チャイナドレスではなく、リゾートドレスからの発想で、また、実用性はあまり気にせずデザイン重視で、組み立て直してみたいと思います。
実用性を低くして良いのか?ここは悩むところですが、実用性のあるエプロンは、みんな既に持っているかな、長年愛用しているものがあるかな、と考えました。(実際私も15年以上前に作ったエプロンを今でも愛用しています。)
また生地については、個性的で素敵なものであればあるほど商用に使えないものが多く、そこが今後大きなネックになりそうですが、そのあたりのことはひとまず置いておいて、1枚作ってみようと思っています。

どうでしょうかね?
コンセプトって、今の段階では一つでなくていいと思っています。もっといろんな切り口で考え、それぞれについて試作を進めて、一番良いものをチョイスするというのが理想だと思います。でも、2人でやるには限界が…
まずはひとつ、プロトタイプを作り上げて、市場に出してみたいですよね。年内にそこまで漕ぎ着けたいなあ… と思う今日この頃です^ ^

いやー、自分の思考回路を文章で説明するのって難しいし、ちょっと恥ずかしくもある… 苦笑
ちなみに私が考える商品コンセプトの要素は、「商品の特徴」+「それを使う人のベネフィット」です。「○○○(商品特徴)なので、△△△できる(ベネフィット)』という文章にできるものが、コンセプトだと捉えています。
上記のコンセプトも、「華やかで軽やかなリゾートドレス風エプロンなので、解放的な気分になれる。ワクワクした気分になれる。」というフレーズにできます。
この1フレーズの中に、私たちにしか作れないオンリーワンの要素が盛り込むことができれば強いコンセプトになりますし、そうでなければ… うーん、やっぱり弱いなあ…  そこは手を動かしながら、引き続き考えていきたいと思っています。
このようなコンセプトの考え方は、もう20年以上前に教わったものです。今の時代はもっと進化しているのかも。もっと勉強しないとなあ。
もしコンセプトについてオススメの書籍などご存知でしたら、また是非教えてくださいね!

From ふーこ


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