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試作の話その2〜ヨーロッパの民族衣装風のエプロン

あいさん、情報共有ツールをまとめてくださり、ありがとうございます。
なるほど〜!と読ませていただきました。
実は私、こういうツールの扱いはとてもとても苦手です。よく理解していないままに、必要に迫られてなんとか使っている感じです(汗)なので、是非またいろいろ教えてくださいね。
それにしても、さまざまなオンラインツールがあるということは本当にありがたいですよね。コロナ禍の今において、つくづくとそう感じる今日この頃です。

さてここからは、前回に引き続き、これまで作った試作品について書いていきたいと思います。

今回は試作品2号、スカート部分にギャザーいれたエプロンです。
これは、ヨーロッパの民族衣装風というか、開拓時代のアーリーアメリカンというか、そういったものからインスパイアされたデザイン。あいさんが長年温めていたエプロンのデザインのひとつでもあったのですよね。

前回のフレアータイプのエプロンの型紙をもとに、スカート部分をギャザーにし、また丈を長くすることで、上記のイメージに近づけていきました。

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細かい話になりますが、スカート部分以外にも、
・胸当て部分を短くし、ウエストベルトの位置を上げた。
・腰のひもを長くして、前でも蝶々結びができるようにした。
・肩ひもに金具(Dカン)をつけて、装着しやすくした。
・肩紐を胸当てにつける角度を内側に少し傾けることで、胸当ての中心を浮きにくくし、体にフィットしやすくした。
といった変更も加えています。

このエプロンを作ってみて気づいたことは、
・ギャサー
… 作業が大変。慣れれば楽になるのかもしれないが、きれいに仕上げようと思うとフレアーより時間がかかる。
・丈
… スカート部分の丈は、このくらいあった方が、下に来ている服の洋服の汚れを防ぐという機能面の観点からは良い。
・接着芯
… 黄色いギンガムチェックの生地が少し薄手だったため、今回は胸当てを2枚重ねにし間に接着芯を貼ってみたのだが、結果としてゴワゴワしてしまった。接着芯は貼らなくてもよかった気がする。もしくはもっと薄手の接着芯(ブラウス等に使われるもの)を使用した方が良い。
・ひもの部分の生地
… ひもの部分にかなりの長さの生地が必要。ひもは、前回は接ぎ合わせて作ってしまったため意識していなかったのだが、生地を使い接ぎ合わせることなく縦方向に使って作ろうとすると、思った以上に生地を必要。(生地は縦方向の方が伸びにくい。だからひもはできるだけ縦方向にとりたい。)
・柄あわせ
… 柄ものは柄合わせに手間がかかり、生地のロスも大きくなる。今回使った青い花柄も、初見ではさほど気にしなくても良いかと思っていたが、実際に作ってみると、ベルトと腰のひものところで、お花の向きと高さを合わせないとデザイン的におかしいということに気づいた。

生地の印象の違いもありますが、スカートの部分のデザインを変えると、イメージがずいぶん変わりますよね。これに前掛けをつけたり、フリルやボタンをつけたりしていくと、さらに素敵なものに仕上がるのではないかと思います。伸び代多し!
もちろん、装飾を多くすることで、製作の手間やコストがかかりますし、洗濯した時に乾きにくい等の機能面でのマイナスも出てきます。これらのプラス面、マイナス面のジャッジは、今後コンセプトをどう設定するかによるかと思います。

というところで、ようやく今取り掛かっている試作に追いつきました!
次なるものは、コンセプトからの考えた挑戦的(?)なものになります。
乞うご期待ください^ ^

ところで、私たちの活動をnoteに書くというアイデアって本当に良いですよね。あいさんの投稿を読んで改めて感じました。
私が特に良いと思っているところは、「思考の道のり」を記録できるというところです。月1回2時間程度の打ち合わせの中では、私はどうして最短距離で話の結論だけを話してしまいがち。そこに至るまでの経緯については、忘れてしまったり、覚えていたとしても割愛してしまったり、ついしてしまいます。でも、一緒にものづくりをしていくにあたっては、本当はその経緯の部分の共有が大切だったりするのですよね。そこをこの場を使ってきちんとお伝えできたらなと思っています。
とはいえそんなやりとりは、messengerなどで1対1で済ませてしまっても用は足りるのですけどね、そこを敢えてnoteに書くという行為に自体にも、とても大きな意義を感じています。noteというSNSに上げることによって、私たちのやりとりが誰かのお役に立てるかもしれないし、私たちのことも知ってもらえるかもしれない。世界がぐーっと広がりますよね。そして何よりもモチベーションが上がります!良いことだらけです!!このことは、以前朝ポモ(私たちが出会ったオンライン朝活)のメンバーの方から教えていただきました。
これらの意義を感じながら、これからもコツコツと書き続けていきたいと思っています。

From ふーこ




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