🦢二年目を迎えた二羽の白鳥🦢

2022年に新卒として入社した「えってぃ」と「はるんこ」。
二年目を迎えた今年は昨年と違ったイメージがあるかと思います。
そこで、広報部Dから見た、彼女たちをお伝えします。

一人前扱い“されてしまう”二年目

えってぃ（以下、えっちゃん）とはるんこが、二年目のシーズンを終えようとしています。
新入社員として過ごした一年目より、二年目の今年の方が違った意味で“苦労”が多かったのではないかと思います。

仕事にも慣れつつ、業務の幅も広がり、さらに周囲からは「これはできるようになったはず」と、一人前扱いをされてしまう。これまでならば聞けたことも、なかなか聞きづらくなってしまうのも二年目だからです。

ようやく「社会人」として扱ってもらえるようになった一年だったけれども、自分の中でまだまだ成長実感もあまりなく、自信がないけれど、周りが一人前扱いするプレッシャーとの戦いだったのではないかと思います。

一年を振り返り

二年目のシーズンを客観的に振り返ると…

■えっちゃん
　・ユニフォームPJのリーダーになるもいろいろ悩む
　・介護美容の学校に通い始め、道が開き始める
　・泣く。相変わらず、泣く

■はるんこ
　・二拠点での勤務
　・いよいよ新施設がいろんな意味で形を表し始める
　・期待も膨らみつつ、でもやっぱり不安

…な感じじゃないかなと思います、知らんけど。

失敗のすすめ

昨年、私は新入社員だった彼女たちの存在を大変意識していましたが、“あえて”二年目はそこまでべったりとはしませんでした。
気づいたのかどうかは知りませんが、「ある程度はもう独り立ちしなさいよ」というメッセージです。
もしかすると、「あれ？　なんか冷たくない?!」って思われていたかもしれません（いや、むしろうるさいオッサンから離れられてセイセイしたかも?!）

もちろん、放置していたわけではなく、聞き漏れる話（広報なんで情報収集はお手の物）から状況を判断してきました。
悩みに対する参考意見を聞いたりしてもらってもいいけれど、依存はしてもらいたくないなと思っています。
困難があったらまずは自分で解決するという力を養わないと、これから先、彼女たちは悩みを解決する“術”が分からなくなるからです。

彼女たちとは介護の話は一切しません。
私自身がその経験がないというのもありますが、介護のことだけ教えていれば良い…は非常に無責任だと思うからです。
そもそも彼女たちは「一社会人」「一組織人」として育てなければなりません。今後の人生で彼女たちが困ってしまいます。
根底にある考えは「彼女たちの、未来の幸せ」です。
大した人生経験はしていませんが、ちょっとでも彼女たちが幸せになるアドバイスをできたらと思っているのです。

そこで、三年目を迎える彼女たちに一つ。

「もっと失敗をしなさい」

三年目は二年目よりも、より高度なことを求められるかと思います。もっと悩むかもしれない。

えっちゃんは介護美容をさらに磨きをかけていくだろうし、施設内での立場も徐々に変わっていきます。
はるんこも入社以来の悲願であった、新しいデイサービスがいよいよオープンし、彼女の立ち位置も変わっていきます。

そんな立ち位置だからこそ、むしろいろいろ前向きに取り組んで、挑戦し、失敗してください。
そこで大切なのは「経験を積む」ということです。

経験を積むということは、挑戦をする、ということ。
挑戦しない人は経験を積めない。
経験を積めないということは、“引き出し”が増えない。

未来だけを見て、もがいてほしい。
いろんなことに挑戦し、失敗して、そこから成功するための“ヒント”を得て行ってください。

どんどん壁にぶつかれば良い。その壁の先には必ず成功が待っています。
「挑戦しないこと」が悪です。

苦労を知らない人は、困難が立ちはだかると、すぐに逃げてしまいます。
逃げ癖をつけるとよっぽどでない限り、いつも逃げようと考え、仕事も斜めにしか取り組まず、挙げ句「この仕事、つまらない」となります。もちろん、評価だって高くなるわけじゃない。
逃げる人は何事も中途半端にしてしまうので、やり抜くいうことを知らない。そんな人が仕事の楽しさ・素晴らしさを実感なんかできるわけがありません。
そういう姿勢では周りは君たちを信用しないし、助けようと思わないでしょう。
何より、幸せになれません。

そんな人間になってほしくない…。壁を乗り越えようとしてください。
そうすると、周りが協力をしてくれます。幸い、当社はそういう会社です。
失敗を許容されるし、助けてくれる会社です。

君たちの「もがき」はきっと君たちの人生を芳醇にしてくれます。それは君たちの幸せにつながるはず。

Beautiful swans swim elegantly on the surface of the water, but under the water the feet are briskly flapping.

優雅に泳いでいる白鳥も、実は水面下でもがいています。
今、見えていることが、物事の全てじゃない。
“裏側”には、並々ならぬ努力や意識、準備などがつまっています。

えーちゃんの名言を載せておきます。

あわせて、ここに入社式のときの写真を載せようと思いましたが、君たちに「過去」は必要ないでしょう。振り返るにはまだ早い。

…当社はこんな会社です。
介護業界はとにかく若い人がいません。えっちゃん、はるんこをしっかりと育てていこうと考えています。

新卒採用は停止していますが、いずれまた再開するときがあるかもしれません。
もし、気になる方がいましたら、どうぞご連絡ください。