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発酵と腐敗の間で。

こんにちは、appyです🌿

さっき外を歩いていたら、つま先の5センチほど先に鳥のフンが落ちてきました。

ウンがつかなかったのは、幸か不幸か🤣


さて、今日は米ぬかの話。

先日、「ぐうたら農法」という本を参考に仕込んでいた米ぬかボカシの様子を見てみました。

そしたらなんと…

青かびが生え、思いっきり腐敗臭が😱

軒下に置いておいたのですが、蓋つきバケツの密閉性が低く、大雨の時に雨水が入り込んだ模様。。

写真は撮りませんでした。キツ過ぎて。😂

もちろんこれはぐうたら方式のせいではなく、私の管理の問題です。
早く再仕込みしなきゃと思いつつも、ダメージが大きく(腐った米ぬかは庭に分散して埋めました)…気持ちが回復したら再チャレンジします!

そんな失敗をした後ですが。

我が家にはもうひとつ、米ぬかで作ったものがあります。

ぬか漬けです♪

ぬか漬けも、毎年チャレンジするものの、味がイマイチ納得できないまま、ほったらかし、気づけばダメにする…を繰り返してきました💦

が!

去年の冬に出会ったこの「うれしいぬか床」で作ったぬか漬けがあまりに美味しくて。

自分史上最長のぬか漬けライフを送れています♪

この糠床、無農薬栽培の米ぬかと塩しか入ってないんですよね。
糠床には、昆布やら蜜柑の皮やら鷹の爪やら、なんやかんやいれないといけないと思っていたのも、完全なる思い込みだったよう。
しかも、捨て漬けすらしてません。

別の無農薬栽培米ぬかとちょっと良いお塩で足しぬかを自分で作って入れましたが、良い感じに旨みをキープできております。

美味しいぬか漬けって、子供もびっくりするくらい食べるんです。
夕飯前にそっと食卓に置いておくと、1人でにんじん一本近く食べてることも。
もうご飯で野菜残しても許せるわ、と思えるので、母の精神衛生上も良いです。笑

漬けるものはといえば、最近はもっぱら人参と、出汁をとった後の昆布。

出汁とり後の昆布って持て余しませんか?
そんなたくさん昆布佃煮作っても食べきれないし…
これ糠床にいれたら、糠床に旨味でるかな?と興味本位で入れてみたら、昆布そのものが美味しかった!
佃煮作るより俄然ラクだし、これは本当におすすめ。

その他のお気に入りは、定番の大根、長芋。
あとセロリも意外に美味しかったです。浅めがおすすめ。

腸活のためにぬか漬けやりたいけど、どうも続かなくって…
って思っている人にぜひ試してほしいなぁと思います!


そんなこんなで、発酵と腐敗は紙一重なのだけど、思えば人類はずっと腐敗と闘ってきたわけで。

冷蔵庫が発明されるまで、人は食べ物をいかに腐らせないかで常に気を張っていただろうし、乾燥や発酵の技術など本当に様々な工夫で大切な食料を確保していたんですよね。

私は腐敗に対して、鈍感であり、かつ過敏だなと我が身を振り返って思いました。

腐ることはもっと身近でありふれたことであって、怖れすぎては何もできない。
と同時に、冷蔵庫にいれたら安心♪ではなく、もっと感覚を研ぎ澄まして食べ物と向き合うことも大事。

腐ったボカシとぬか漬けを見ながら、そんなことを思ったのでした。

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