大麻の写真集、電子書籍版を出版しました。
※こちらからか購入できます
https://www.amazon.co.jp/dp/B084DH9MS7/ref=cm_sw_r_tw_dp_U_x_Ax5vEbCRSESYN
発売を記念しまして、4月20日まで特別価格420円で販売しております。
またKindle Unlimitedでは無料で読めるようになっています。
そもそもこの写真集は5年前のマリファナマーチで発売されたものでした。
そのときの購買用サイト(詳細)はこちら。
この記事ではこの写真集にまつわる小話を書いていきます。
実は自分は大麻を好きになる前のハイティーンの時期から写真に興味があり、一時は写真家になりたいと思っていた時期もあったくらいでした。
また、zineという媒体にもとても興味があったので、ある時期からずっとその形態で写真集を出したいと思っていました。
そして、今から5年前、25歳のとき、それまでに旅をしつつ撮り溜めた写真が溜まってきたのでついに実行に移すことに。
この写真集の中にはカリフォルニア、メンドシーノ群の大麻畑とサンフランシスコ、コロラド、アムステルダム、インド、ネパール、ペルー、ボリビア、メキシコ、ニューヨークにての写真が収められています。
なので電子版を発行するに当たって、副題に「〜旅と大麻〜」と入れてみました。
この記事では、こんな記事にまで目を通して頂いてる方のために裏側までお見せしたいとのこともあり、裏事情ことなぞもちょろっと書いていきます。
zineというのはDIYカルチャーととても相性がよく、手作りしていく側面が強い媒体です。
なので、自身の経費を抑えるためにもプリントパックという格安の印刷会社に印刷のみお願いし、折作業とホチキス止は全て手作業で行いました。
すると、印刷代に約14万かかり、データの制作料など合わせ、一冊原価313円で抑えることができました。
そして都内の個人の本屋さんに営業に行き、最終的に9店舗取り扱ってくれるお店に巡り合うこともできました。
さらに自身の知らないうちにおそらく、flotsambooksさん経由で海外の本屋さん3店舗にまで卸していただけるという運びにまでいたり胸が弾みました。
ロンドン(https://donlonbooks.com/products/approach-to-cannabis-by-yusuke-suzuki)(https://ln-cc.com/ja/music-and-books/books/latest-books/approach-to-cannabis-by-yusuke-suzuki-dbn0505086col.html)
ベルギー(https://cultjones.com/product/suzuki-yusuke-approach-to-cannabis/)
また、マリファナマーチに訪れていた作家であり舞台プロデューサーの
長吉秀夫さんに気に入っていただき、この写真集の中から長吉さんの著書
『がん治療の選択肢を増やそう! 医療大麻入門』
の表紙に写真を使用していただきました。作中にも数点自分の写真が収められています。
この写真集は自分の初めての作品集でもあり、自分を自己紹介できる一番の媒体となり、渾身の思いの詰まった一冊です。
全体で500部刷ったのですが、正式な販売数420部は半年で売り切れ、余りはその後、ゆっくりと仲の良い人のみに渡していました。
正直、自分で思っていた以上に売れ行きがよく、在庫があるならもっと電子書籍ではなく現物を売りたい!という状況です。
それもいよいよ手元に残ったのは正真正銘のラスト一冊、自分で所持するもののみとなりました。
自身、大麻を合法化するためにはどうしたらいいのか…とずっと考え続けていますが、日本には大麻のカルチャーが圧倒的に足りてないと思います。
文化というのはそれに関わる人が増えていけば、深く厚みも出てくるもので、その人数を増やすための一助になれば、との思いもありました。
約3年前くらいから電子書籍化したいとの思いはあったのですが、今回やっとそれを実現することができました。
最後に一番お知らせしたいことなのですが、満を持して写真集第二弾を近日発表できることになりそうです!
タイトルはずっと前から決めており
『Approach with Cannabis』
として発売します。
前回は図鑑のような感じが強かったのですが、今回はもっとアートよりな内容に仕上げていきました。
それに合わせてイベントなどもしていきたいと考えています。
このような記事まで最後まで目を通していただきありがとうございました。
現在進行形の不公平、不正義が世の中に疑問視されることなく受け入れられているこの状況が一刻も早く変わりますように。
そして、この素晴らしき植物が潜在的にも必要とされる方々含めて過不足なく行き渡る日が来ますように。
以上を結びの言葉に変えさせていただきます。
頂いたサポートは人生をサバイヴするために使わせていただきます。