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こう思ったら、頑張りすぎないで生きていけそうだ

頑張りすぎたり、完璧主義だと自覚している。

まわりからも「頑張らないことを頑張れ」と声をかけらることが多かったり、自分でも「6割でいこう!」なんて自分に言い聞かせたりしていても、やっぱり頑張りすぎちゃう。

同じような人はいませんか?

私は朝、家を出るまでに自分によく「ちゃんとしようとしなくていいよ~。我慢しなくていいよ~。 頑張りすぎなくていいよ~。適当でいこ~」と声をかけている。

そんな感じで心を緩める言葉が大好きな私が、先日「あっ、これだ!」と思う言葉に出会った。

それは『週刊しいたけ占い』での、私の星座に向けての言葉。

テレビで星占いが始まると即チャンネルを変える私だけど、毎週月曜日のお昼に更新されるこの占いは、とっても楽しみにしている。

なぜならここにはランキングやラッキーアイテムとかではない、1週間健やかで前向きな気持ちで過ごせる言葉が散りばめられているからだ。

「しいたけさんってだから人気なんだろうな」と毎回思わされる表現力や言葉のチョイスはまねしたくてもまねできないなぁ、と毎回思う。自分の星座以外のものも読みたくなるくらいだ。

ここで私がグッときた、今週の私の星座に向けて書かれていた言葉を一部抜粋する。

あなたが参加する全部の場面で「役に立とう」としたり、「周りに貢献しよう」という気持ちを、100%は持たなくて大丈夫そうです。時と場合によっては、「主役や名脇役として活躍しようとするのではなくて、単なる参加者Aとして振る舞う」みたいなことも必要です。


「私、いつも貢献しようとしすぎなんだわ。だから頑張りすぎるんだな」って、私の性質を言語化してもらえたような気がした。そして「単なる参加者Aとして振る舞う」の言葉を読んだときは「いただきます。ありがとうございます」と思った。

「6割」や「頑張らなくていい」という抽象的な言葉ではなく、実際にどうしたらいいのかがわかる具体的な表現。

これを読んだとき、学生時代のことを思い出した。

私はきっと何事にも一生懸命だったから、当時はリーダー的なポジションを任されることが多かった。先生に頼られるのも嫌ではなかったし、自分はリーダーに向いてるのかもしれないと思っていたけど、大学生になってから違っていたことに気づいた。

私は教育学部に通っていたので、まわりにはちゃっちゃかパッパッと物事を進める子が多く集まっていた。今までは自分が頑張らないと事が進まない場面が多かったのに、自分が黙っていてもすべてが進むことに拍子抜けしたが、とても心地が良かったのだ。

同時に、自分が一番いい感じに力を発揮できるのは、この立ち位置かもしれないと思った。

際限のない環境だと頑張りすぎてしまう。だからあえて頑張らなくていい環境に身を置く。それが頑張りすぎてしまう自分にとってはちょうど良くて、まわりも見えて、生きやすくなる方法だということがわかった。

今、私が派遣社員を選んでいる理由もそれである。

人生においても「単なる参加者Aとして振る舞う」 ぐらいがいいのかもしれない。自分の身に起きてることも他人ごとにとらえられて、なんでもシリアスに考えてしまうクセがましになりそうだ。

よし、私は今日から参加者 A でいくよ。

付箋に書いて職場の自分のデスクのどこかに貼っておきたいけど、それはやめとこう(笑)。


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