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休憩の仕方はだれも教えてくれない

 年が明けたかと思えば、もう2月。ひと月がすぎるのは早い。歳をとると時間の流れが早くなるというが、本当だろう。年を追うごとに、肌で感じる世の中の慌ただしさも増している。行き交う人や情報をどれだけ覚えているだろう。

 そんなことを考えながら絵を描いていたら、雲のうえでウトウトする人たち(猫も)になった。雲の下の天気は大荒れ。でも、雲のうえはゆったりとした時間が流れて、お日様に当たって気持ち良さそうだ。

 思えば、休憩の仕方はだれも教えてくれない。学校や会社で、勉強や仕事のやり方は教わるけれど、休み方はレクチャーされた覚えがない。そのせいなのか、私はずいぶんと休むのが下手だったように思う。最近になって、ようやくちょっとだけコツをつかんできた。荒れた天気の中でも、雲のうえに登る方法を探すようになった。

 慌ただしい毎日だけれども、お日様にあたってのんびりする時間も見つけよう。


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