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敏感なくせに、鈍感なのよ。

私は敏感なくせに鈍感だ。

何に敏感か。それは自分の外のものに対して。暗いニュースやまわりの人の声色や顔色、そしてちょっとしたトラブル。それらで心が大きく揺らぐ。

なるようになるとか、相手の問題で自分の問題ではないようなことでも、とても動揺してして悲しくなってしまう。

こんな感じで、私はストレスにとても敏感だと自覚しているにもかかわらず、爆発しないとストレスが溜まりに溜まっていたことに気づけない。

つまり、自分の痛みには鈍感なのである。

敏感なくせに鈍感。なんでこんなにアンバランスなんだろう。敏感なら痛みが大きくなる前に対処できたらいいのに。 でも両方とも敏感すぎたら、それはそれでもっと生きづらいのかな。

昔は敏感な自分を否定し続けていた。親からも「あんたは感受性が豊かすぎる。1を10にする」と言われてきたもんだから、敏感さはダメなものだと思っていた。(親はその言葉で私が自分を否定してしまっているとまで考えていなかっただろうけど。)

これを直さないと社会でやっていけないと思っていたし、1回身体を限界まで追い込んでしまった私は「やっぱりな…」と責めてしまっていた。

でも紆余曲折があり、今はこの敏感さを自分の特徴だと思えるようになっている。ただなぁ…。敏感センサーでキャッチした刺激に対しての鈍感さはどうしたもんか(笑)。

きっとあと数年は(数年どころじゃないかもね。笑)、敏感と鈍感のはざまで悩みながら生活していくのだろう。

完。

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