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惹きつける話や記事のポイントは、やっぱり「自分ごと化」させること

先日、私が働いている会社で内定式が行われました。

内定式後の交流会に参加したとき、タイトルに書いている、“惹きつける話や記事のポイントは、「自分ごと化」させること”なんだと感じたエピソードがあったので、自分の記録のためにも書いて残しておこうと思います。

内定式後の交流会で、みんなでランチに行きました。私は来年入社の男の子5名のテーブルに参加。彼らが趣味や彼女、一人暮らしのことなどをキラキラした表情で話しているなかで、この話題が出ました。

「何歳で結婚したいか」

1人の子が「30歳までにはしたいなぁ~」と言った瞬間。

「30なんかあっという間やで」

と、私がボソッと発言。今まで彼らの話を聞いていた私が急につぶやいたので、彼らが「えっ…」となってしまいました(笑)。ごめん。

私が言いたかったことは「あっという間に30歳になる」ということではなく、「あっという間だから、後悔なく過ごしてね」を伝えたかったのですが。「えっ…」という雰囲気のあと、私の発言はさらっと流されました。

そして話が続き、また別の話題になったとき、ある子が「いや~、そんなん言うて25歳なんかすぐやで!?」と。

その瞬間に「その肌感で30歳になるから」

と、私がボソッと発言(Part2)。私は彼らをビビらしに来たのだろうか(笑)。無意識に言葉が出ていて、私自身ビックリしました。

でも、ここで面白かったのが彼らの顔。目が完全に1.5倍見開いていて、「あっ、なるほど!!」みたいな顔をしていたんです。「私の言葉、さっきより響いてる」と感じました。

まだ21.22歳くらいの彼らには、30歳なんてはるか先。想像できるわけがありません。でも25歳なら実感が湧きますよね。そこで私が「その感じで30歳を迎えると思ってみて」というニュアンスで伝えたことで、彼らは「30歳までのスピード感」を実感を伴って理解できたのでしょう。

自分ごと化させること、そのために相手に響く具体的な例えを使うことってやっぱりすごく大事だな。相手のリアクションがこんなに変わるんだ…。

を感じました。また、今までの私ならこんな分析していませんでしたが、「書く」ことを勉強しはじめたから日常の些細な会話でもこういうことを考えたのでしょう。

彼らのリアクションを見たあとにそんなことを考えながら、昼食のハンバーグをいただきました。彼らの話はそっちのけで(笑)。

〇〇〇

正直に言うと、21.22歳の彼らが30歳になるまで、時間はまだまだあります。ビビらせてしまいましたが、彼らが25歳を迎える時間感覚で30歳を迎えるかはわかりません。それは人それぞれだと。ただ、それぐらいの感覚をもって、大事に時間を使ってほしい、ということを伝えたかったのです。ダラダラ過ごしている時間はないということを。

挑戦したいことには挑戦してほしい。やりたくないことはやらなくていい。

ただ、自分が叶えたいことの途上にある「やりたくないこと」もあるから、それは見極めないといけない。でも、見極められなくて後悔しても、それも大事な学び。

そして、身体を壊してまでやる必要があるものは、この世の中に何一つないこと。逃げることは恥でも何でもない。というより「逃げ」ではなくて、自分らしくいれる場所を「探しに出かける」感覚で、「挑戦」の思いでいろいろ場所を変えたらいい。

タイトルから話題はそれましたが、私が彼らに伝えたかったことはこれ。ただビビらすだけで終わってしまったので、代わりにここに書き綴っておきました。

はい、とうことで、今日はこのへんで~。

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