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【感想】スタンフォード心理学講義 人生がうまくいくシンプルなルールを読んで。

シンプルなルール。それは挑戦する中での経験の捉え方を変えること。

今回は印象に残ったことを話せればと思います。

【成長マインドセット】
もう聞き飽きた話ですがいわゆる優秀な人は成長マインドセットを持っている。
例えば失敗した際に「ミスは避けられないもので、大事なのはどう対処するか」考えられるマインドが重要。ミスに囚われてばかりいると好転はしないからだそう。
これは有名な話ですがなかなか難しいですよね。日頃から意識するしかないんでしょうかね。皆さんはどう思いますか。

【アヒル症候群】
アヒルが優雅に泳いでる水面下ではめっちゃ足動かしてることから、いわゆる努力しないフリして裏で努力してる人たちを言う。試験当日に目を充血させて「やべえ全く勉強してねえ」と笑顔で言う人らもそれでしょう。
これはスタンフォードの学生もよくいるみたいです。成長マインドセットを持たない人は完璧主義に陥る傾向があるため、アヒル症候群にかかりチャンスを逃してしまうみたい。

【依存】
やめたいのにやめられないから抜け出すには
事前に対策すると良いようです。
例えば、YouTubeを見たくなってしまう、お菓子を食べたくなってしまう前に

① 大事なことをひとつやる
②10分タイマーをかけその間だけ我慢する。10分我慢できたらYouTubeを見るまたはお菓子を食べても良い。可能で有ればさらに10分タイマーをかけて我慢する。

以上2点が効果的みたいですね。
①の場合はYouTubeやお菓子という欲望を利用して大事な仕事や作業を終えることが可能で、
②に関しては仮に10分経った後にYouTubeを見たり、お菓子を食べても10分我慢できたという結果が残る。さらに10分我慢できたら尚更です。つまりこれは自分にはできるという自信のつけ方と似ていて、実績を積むことで自分には我慢できる力があると認識できる。筋トレしてるみたいで面白そうなので今度ジャンクフード食べたくなったらやってみましょうか。

【批判】
他人から批判されるということはつまり他人との違いを意味し、それはそのままあなたの価値観・強みである。
全てが長所であり裏を返せば短所でもあるなら確かにそうですよね。
やはりこの本では捉え方を変える考えを提供してくれますね。

【ストレス】
ストレスのない仕事はないしストレスは体に悪くないので避けない方が良いし避けられないもの。
だとするならば、持てる力を発揮するしかないよね!
という捉え方。このストレスに打ち勝つなかでレジリエンス(回復力)が強化されていく。レジリエンスは人生において最高クラスの武器ですね。


【最後に】
いくつか紹介しましたが、優秀な人は失敗した時どんな捉え方をするのか、作者の経験をもとに書いてありました。サラッと読めるので気になる方は読んでみてください。そして大事だと思ったことを一つ実生活に応用してみてください。

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