(雑文)DEEPL翻訳の衝撃

みなさん、翻訳してますか? いや、英語サイトなんか見るとき、
ぱっと見、いまいち意味わからん!
加えてこれがイタリアだのスペインだのとなった日には全くお手上げ
……ではなく、とりあえずGoogle翻訳、みたいな翻訳サイトを頼るのはみなさんも拙者と同様だと思います。

ところがっ!!
Google翻訳、正直言ってひどい訳しか吐き出さない。
天下のGoogleともあろうものがいったいどうした!?……と言いたくなるような、いかにも「こなれていない」文章しかだしません。
まあ、それでも単語の意味が判断つくからまあいいか、くらいで利用するのが吉、な状況でした。

そこで拙者は長いこと比較的良質な(Googleに比べて、ですが)Excite翻訳を利用していたのですが、ここにきて翻訳界に新たな風が……。
そう、AI……人工知能です。
その中でも彼の『ドイッチュラント』で開発された「DeepL翻訳」はすごい。(さすがゲルマン人!)
今、翻訳サイト+アプリで展開中のようです。

例えばWikipedia英語版の「Oda Nobunaga」の項目…
引用開始~

Oda Nobunaga (織田 信長, Oda Nobunaga, About this soundlisten; 23 June 1534 – 21 June 1582) was a Japanese daimyō of the Sengoku period regarded as the first "Great Unifier" of Japan.
Nobunaga was head of the powerful Oda clan of Owari Province and launched a war against other samurai to unify Japan in the 1560s. Nobunaga emerged as the most powerful daimyō in Japan, overthrowing the nominally ruling shōgun Ashikaga Yoshiaki and dissolved the Ashikaga Shogunate in 1573, conquering most of Honshu and defeating the Ikkō-ikki rebels by the 1580s. Nobunaga's rule was noted for innovative military tactics, fostering free trade, reform of Japan's civil administration, and encouraging the start of the Momoyama historical art period, but also the brutal suppression of opponents, eliminating those who refused to cooperate or yield to his demands. Nobunaga was killed in the Honno-ji Incident in 1582 when his retainer Akechi Mitsuhide ambushed him in Kyoto and compelled to forced suicide. Nobunaga was succeeded by Toyotomi Hideyoshi who completed his war of unification shortly afterwards.

~ここまで、引用終わり。

これを、おなじみGoogle翻訳にかけると……

織田信長(織田信長、織田信長、1534年6月23日〜1582年6月21日)は、日本の最初の「偉大な統一者」と見なされた戦国時代の日本の大名でした。
信長は尾張国の強力な織田一族の長であり、1560年代に日本を統一するために他の武士との戦争を開始しました。信長は日本で最も強力な大名として出現し、名目上の支配的な将軍足利義章を倒し、1573年に足利幕府を解散させ、本州の大部分を征服し、1580年代まで一光一騎兵を破りました。信長の支配は、革新的な軍事戦術、自由貿易の促進、日本の行政の改革、桃山歴史芸術の時代の始まりを奨励することで知られていましたが、反対を激しく抑圧し、協力を拒否したり、要求に屈することを拒否した人々を排除しました。信長は、1582年に本能寺事件で死去しました。彼の家臣である明智光秀が京都で彼を待ち伏せし、自殺を強いられたときです。信長は、その後すぐに統一戦争を終えた豊臣秀吉に引き継がれた。

……思ったより意味通じる。(少しは進化してるのかな??)
でもいまいち日本語になっていない。
『京都で彼を待ち伏せし、自殺を強いられた』
のくだり意味はわかるけど、どうなの?って感じ。
なんか『一光一騎』、『足利義章』とか誤字も多いし。

では、これをDeepL翻訳にかけると以下のようになります。

織田 信長(おだ のぶなが、織田 信長、1534年6月23日 - 1582年6月21日)は、日本初の「大天下統一」とされる戦国時代の大名。
信長は尾張国の有力な織田藩の当主であり、1560年代には日本を統一するために他の武士との戦いを開始しました。信長は、1573年に名目上の将軍足利義昭を倒し、足利幕府を解散させ、1580年代には本州の大部分を制圧し、一向一揆を撃退して日本最強の大名となりました。信長の統治は、革新的な軍事戦術、自由貿易の促進、民政改革、桃山時代の幕開けなどで知られていますが、一方で、信長の要求に協力しない者や屈服しない者を排除する残忍な弾圧でもありました。信長は1582年の本能寺の変で、家臣の明智光秀が京都で待ち伏せして強制的に自害させられて死んでいます。信長の後を継いだのは、直後に天下統一戦を完成させた豊臣秀吉。

ほぼ日本語です。
聞きなれない謎の用語『大天下統一』と最後の『豊臣秀吉』で終わる体言止めを修正すれば、とりあえず観光地の名所案内の看板の文章としては問題なさそう。

ちなみに、日本製のAI使用の翻訳サイト『みらい翻訳』というのもあるのですが、DeepLにはかなわないみたい(2020/6/16現在)

しかし、自動翻訳、AIの発展はすさまじい。
あなたがNOTEに書いている文章を手軽に海外に発信できる未来がすぐそこ……ですよ!!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?