三幕構成の話(+補足)

メモです。さっきマストドンに書いたので。
研究中の分野につき随時変更します。


映画の脚本なんかに使われる、
『三幕構成』の話


☆注意)
wikipediaの三幕構成の記事を前提にしています。
まだ読んでいない方は読んでみては。力作記事ではあると思う。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%89%E5%B9%95%E6%A7%8B%E6%88%90
(ただし、内容どこまで正しいかわからんが)

で、こっからが本文


 見ている人をあきさせない構成の参考にはなると思います。
ただ、やはり映画や舞台のような単発のお話向けの方法だと思います。

 連載や大長編で三幕はないだろう。もし、あてはめるならば……
 連載の各話ごとに三幕構成をあてはめるっていうのはありかもしれない。
しかし、シチュエーションが入れ替わるだけで毎回同じような展開になってマンネリ化しそう。
 大長編に当てはめるとすると全体を3部構成とかににするのはありそう。立志編、怒涛編、復讐編とか。
各編に三幕構成の流れをあてはめる。
だが、それでは長編だと間延びするので、いろいろ流れを付け加える必要あって結局構成は形骸化しそう。
でもお話しづくりのきっかけにはなりそう。

 いづれにせよ、0からお話を作るときはこういうフォーマットがあったほうがお話づくりは楽そう。要はどんどん壊していけばいいと思う。

 ところで外国の映画の脚本はそもそも三幕構成じゃないと採用されないみたいな話もあるけど、それも日本人の自分からすればおかしいと思う。
蛍の墓とか千と千尋なんて三幕構成じゃないだろ。


☆ここから、補足

上記はwikipediaの三幕構成の記事を前提にしています。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%89%E5%B9%95%E6%A7%8B%E6%88%90

この内容見ると、一幕ごとの構成要素が結構細かくきめられちゃってる。
で、自分はうそかまことかシド・フィールド氏のこの教科書に沿った構成じゃないと海外では脚本相手にされないと聞きました。
我々は脚本書くわけではないしこんな他人の決めたフォーマットにしたがう必要全然ないんだが、、逆にお話の構成に困ったときは参考になるだろう、くらいのニュアンスです。
実際、そんなルールに従う必要ない証拠?に、日本の映画は?というとその呪いからは逃れているだろうといいたいわけです。

↑火垂るの墓も千と千尋の神隠しも序破急(やな言い方、音楽用語を無理に流用)、起承転結でできているのは当たり前でそういう話じゃないです

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