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カジュアルなビジュアル系ファッションを追求するメンズのためのノート

服屋に買い物に行く。
この店も、昔好きだったあの店も、スキニージーンズにオーバーサイズのアウター。

時代は変わった。

俺が好きだったファッションは、もうそこにはない。

俺のカッコよさの基準は、いわゆるビジュアル系と呼ばれる人たちだった。
中学生の頃にhydeを知り、男の色気を学んだ。
彼らは、ダメージジーンズに細身のアウターを纏っていた。
彼らのファッションはお兄系ファッションなどと呼ばれ、109をはじめ街にはお兄系ファッションが溢れ、そのジャンルは一定の地位を築いていた。

しかし、時代は変わってしまった。
スキニージーンズが流行り、俺の求めているブーツカットはほぼ絶滅した。
ダメージジーンズもかなり減ってしまった。
店員に聞けば、「今はスキニーが流行りですよ。お兄さん細いから脚が長く見えますよ」などと言う始末。
「スキニーは興味がないと言っている。スキニーしかないのであれば、この店に用はない。」と内心思いつつ、苦笑いで店を出る。
細身のアウターは店から姿を消し、オーバーサイズのアウターが並ぶ。
時代に迎合する店しかないのか…

流行が変わることを祈り、しばらく様子を見ていたが、変わる様子はない。
街を歩いていても、カッコいいと思うファッションの人を見ることはなくなった。
やがて、俺はこう考えるようになった。
「誰も着ている奴がいないのであれば、俺のジャンルを表現する。老若男女が一目置くような、誰も真似できないジャンルを表現する。」と。
このようなコンセプトで書き上げたのが、このノートだ。

本編に入る前に、このノートで目指すファッションを明らかにしておきたい。
このノートで目指すファッションは、純粋なビジュアル系ファッションではない。
ビジュアル系ファッションの難しいところは、全身黒になってしまったり、ダサくなってしまったり、アーティストの衣装っぽくなってしまったりするところだ。
つまり、日常で浮いてしまうのだ。
それは、このノートの目指すところではない。
このノートが目指すファッションは、カジュアルなビジュアル系である。
ビジュアル系の要素を残しつつ、日常に溶け込み、一般人からも一目置かれるファッションは存在する。
このノートが目指すのはそこだ。

【参考】

ピンクシャツ
チェックシャツ×デニムシャツ
水玉シャツ×ジャケット
シャツ×ミリタリージャケット

このノートでは、まず、カジュアルなビジュアル系ファッションに必要不可欠な、お兄系アイテムを揃える方法を記述する。(※プチプラを含む、手の届く価格帯のブランドを中心に紹介する。)
最近は、ここのハードルが凄く上がってしまった。
お兄系アイテムがすべて揃う店は存在せず、様々な店から個々のアイテムを調達する必要がある。
一見お兄系とは遠い店にも、お兄系アイテムは存在する。
というよりも、お兄系アイテムなどというものはそもそも存在しない。
すべてはシルエットと組み合わせである。詳しくは本編で記述する。

また、揃えたアイテムをどのように組み合わせれば良いかや、着こなしのポイントも画像付きで記述する。

このノートは、おそらく存在しないであろう、カジュアルなビジュアル系というジャンルを追求した唯一のテキストだと思う。
内容も、どこかの雑誌や本に書いてあるようなものではない。

このノートは、カジュアルなビジュアル系を目指す人はもちろん、そもそもファッションセンスが乏しい人、アイテムの揃え方がわからない人、着こなしがわからない人、ファッションで男の色気を出したい人、お洒落になりたい人、彼氏をかっこよくしたい人にも有益だと思っている。

ファッションは、自分の個性を表現する手段であり、ファッションが変われば、放つオーラも変わる。
このノートをきっかけに、自分だけのジャンルを確立し、自分を表現して生きることができたら、素敵だなと思います。

それでは、続きをどうぞ。

※記事の内容には自信がありますが、初投稿記事であり、購入のハードルがあると思うので、先着5名様に限り、特別価格1,200円とさせていただきます。(以降は1,800円となります。)

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