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「ドリルを売るな、穴を開けろ。それがマーケティングの基本だ!」


皆さんは「マーケティング」と聞くとどのようなイメージを思い浮かべますか?

私はマーケティングと言えば経営者がものを売り込むために学ぶものだと思っていました

「経営者になる予定がない私には無縁の学問」

そうやって遠ざけてました(^^;


しかし!

ここ最近で考え方が変わりつつあります

何故なら誰でも自分の商品をつくれる時代だからです


例えばYouTube

YouTubeで投稿するということは自分の商品をつくって世に出していることになります

もちろん、YouTuber以外もこれから先コンテンツを発信する側になる可能性があります

なのでマーケティングは知っていて損しないと思っています。


そもそもマーケティングの定義はなんでしょう?

著者曰く

「買い手が価値を感じるような商品を安定的に売れる仕組みを作ること」


マーケティングの目的は

「無駄な売り込みの努力を極力減らすこと」

以上を踏まえた上でマーケティングのポイントを紹介します



1.サービスの本質
2.ブルーオーシャンを狙え!
3.コモディティには手を出すな!


1.サービスの本質


サービスの本質とは何でしょうか?

その答えは「顧客を知る」ことから始まると言います


サービスを求めていない人にサービスをしてもあまり意味がないですよね

それはサービスではなく押し売りに近いです

"まずは顧客が何を求めているのかを知る"

そして求めているものを提供することこそが

「サービス」であると言えます


例えばドリルを買う人がいたとします

その人がドリルを買う理由は何でしょうか?


「ドリルをコレクションするため?」
「ドリルを人に自慢するため?」


いいえ違います。

ドリルを買う人はドリルではなくドリルで開けた「穴」を求めています


ドリルを買う人にサービスをしてあげるとすれば…

もう一つドリルを提供するよりも

「ドリルで開けた穴」を提供する方が良いです!


2.ブルーオーシャンを狙え!


「競争が少ない市場」

これをブルーオーシャンと言います

一方

「競争が激しい赤い血の海の市場」

のことをレッドオーシャンといいます


狙うべきはブルーオーシャンです!

例えば、Google参入時の検索エンジン市場です

当時、検索エンジンはGoogle社のみだったので急成長を遂げました

しかし今では数々の企業が参入することによりレッドオーシャン化しつつあります


レッドオーシャンの例は携帯電話の通信産業です

かつてはキャリア3社の独占でした

しかし現在は格安SIMの参入によりレッドオーシャンになっています


レッドオーシャンになると価格を下げるだけでは差別化を図ることが難しいため、価格以外のサービスも充実させる必要があります

例えば通信速度やキャッシュバックです

つまり企業においても時代と共に変化しなければ淘汰される危険性があると言うことですね


「血の海」か「青く澄んだ海」


どちらかを選ぶなら

後者に飛び込みたいですよね!

でも現代はコンテンツが充実しています…

後者を見つけるのもそう容易くはなさそうですね


3.コモディティには手を出すな!


「ありふれた商品」

これをコモディティと言います

世界的に有名な投資家であるウォーレンバフェット氏は

「コモディティ企業には手を出すな」

という教訓を残しています


ありふれた商品を売る企業はいつ株価が下落してもおかしくないからだそうです

これは先ほどのブルーオーシャンにも繋がりますが…

出来るだけ新規のコンテンツをつくったほうが良さそうですね


これからの時代はニッチ市場が強そうです

強いて個人目線で言うならばこれからの時代求められるのは

「ニッチなスペシャリスト」

これです!


まとめ


マーケティング1年生の私でも理解できる易しい(優しい)本でした

本書を読んで興味が湧いたのでマーケティングの本を読み漁ろうかと思います^_^


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