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「モノ」を売るのではない。「コト」を売るのだ


本書はマーケティングの本です。

マーケティングにおいて重要なのは

「価格を下げることではなく価値を上げること」だと著者は言います。



「価値を上げる」とはどういうことなのでしょうか?


それはタイトルの答えとも通じます。

「100円のコーラを1000円で売る方法」

その答えは高級ホテルのルームサービスにあります

事例です👇


リッツ・カールトンの部屋でルームサービスに電話すると「15分お待ち下さい」と言われ、最適な温度に冷やされ、ライムと氷がついたシルバーの盆に載ったコーラがグラスで運ばれてきた


どうでしょう?

高級ホテルでキンキンに冷えたコーラって相性が良さそうですよね

つまりこれが「価値を上げる」ということです!


コーラという液体はディスカウントショップに行けば50円で買えます。

しかしそれでは薄利多売になるので儲からないですよね?

ホテルならばコーラという液体そのもので差別化を図る必要がありません。

「サービス」

という目に見えない価値も提供しているのです


「心地良い環境で最高に美味しいコーラを飲める」

という体験。

これは他では味わえないので価格を下げる必要がないのです。


これこそが

「価格を下げずに価値を上げる」真髄です。


これからの時代

「体験型サービス」が求められます

何故ならテクノロジーにより利便化が進むからです。


例えば

日本では「通販」
アメリカでは「Amazon Go」
中国では「セサミクレジット」


これらに共通するのは買い物の効率化ですよね

「楽に手軽に短時間で欲しいものが手に入る」のがこれからの買い物です。

そのような中、わざわざ足を運んでまで我々が求めるものはなんでしょうか?


それは「体験型サービス」です。

その場所でしか得られない体験こそがそのまま価値になります


例えばディズニーランド。

ディズニーランドに行かなければ得られない体験に我々はお金を支払います

それは先ほどのリッツ・カールトンホテルも同じです

「リッツ・カールトンでコーラを飲む」

という体験そのものに1000円を払っているのです


ーーー


本書の考え方は

テクノロジーが発展するこれからの時代に求められる価値観ですね


「如何に価格を下げるかよりも如何に価値を上げるかに拘る」


マーケティングも奥が深いですね😌


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