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食事から満足感を得るコツー味を複線化ー

”ダイエット”は基本成功しないもの

これまで試したダイエットってどのようなものがありますか?

私がこれまで試し,見事失敗に終わったのは,
『朝スムージーダイエット』
『にがりダイエット』
『りんごダイエット』
『アボカドダイエット』
・・・・・・・
食品を上げれば上げるほど,新たなダイエットが作れそうですよね(失笑)

ちなみに,自分の人生のなかで一番劇的に体重が落ちたのは,高校生の時に失恋して何も食べられなくなった時のこと。
それ以外は計画的に,意図のとおりに減量を達成できたことはありませんでした。
結局,これ!という決定打がないから,次から次への新たな(そして耳障りのよい)ダイエットが世に出回り,そして多くの人たちがそれに振り回され,無駄に挫折を味わうという悲しき流れなのでしょう。

失敗の要因

まずダイエットを
『体脂肪を落として筋肉をつけ,かっこいい体形になり,維持し続けること』
だと定義すると,思考はおのずと長期戦になるはずです。
維持が含まれるからです。
しかし,ここで罠が。
減量を決意した時点は,最もモチベーションが高く,そして自分を理想化しやすい時。
ついつい短期間に劇的な効果を生む手法に手が伸びがち。
結果が出にくく打ちひしがれたとき,何か一つのものだけで劇的に効果を生む!という宣伝文句に,非現実的な期待を託してしまいもの。
特に感情を揺さぶられ,原理原則に立ち返れないときほど,直線的,単線的,部分的な思考に陥りやすいので気を付けたいところです。

長く続けるための工夫 ー味の複線化ー

今回減量を続けられることができた理由の一つ,それは,とにかく身体的にも精神的にも無理なく続けられるように,食事に緩急を持たせたこと。
減量の9割は食事管理とも言われますが,食べることが大好きな私は,食事から楽しみがなくなり,苦痛だけになったらまず続けられなかった。そして,苦痛だけのダイエットを続けると,いつか我慢に限界がきて,『これくらいいいんじゃない?今日頑張ったしご褒美ご褒美。』と,がんばったら何食べてもカロリーゼロ的な思考に陥り失敗を繰り返していたでしょう。
過去の私よ,いくら仕事や運動を頑張っても,ポテチはゼロキロカロリーになりませんよ。

原則としてきっちりカロリーコントロールすること。
それにプラスして,いかにおいしくおなか一杯に食べるか,そしてそれを日々の生活に落とし込めるように作業を習慣化するか,そこにひたすら情熱を注ぎました。
その解としては,食材のうまみを活用しつつ,味の多様化を図ること。
食材のうまみを出すためには,時間を味方につけて煮込んだり,発酵させたり。炊飯器ヨーグルトメーカーはマジ神アイテムでした。
そして,薬味のすばらしさ
きなこ,わさび,しょうがなどで変化させる。
必要な炭水化物,たんぱく質,脂質を押さえた後は,少量の生フルーツと手製のフルーツビネガーを加えた大皿サラダで定番化し,野菜を大量に消費することによって,心も体も満足できるように積み重ねていきました。
作業自体が習慣化し,工夫を楽しめるようになればしめたもの。
がんばったポテチはゼロキロカロリーマインドからの卒業は間近です。


もうダイエットでそんなに苦しまなくていい(でも長い目でみていこう)

一般人という立場で成功するダイエット,減量を考えるとき,成功のコツは↑に集約される気がします。
必死で我慢して苦しんでダイエットしても,体を壊したり,リバウンドしたりしたら,それって一体何の意味があるのでしょうね。
色んな事がある人生ですが,なるべく
『自分いい感じだな。楽しく生きられているな。』
と感じられる時間が多ければ多いのがよいはず。
地道に,着実に,無理なく楽しんでいきましょう。

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